知らないと損をする英会話術41:「おいしい」「まずい」食事の感想を英語で伝えよう!

「おいしい」を伝える英語は「Delicious(デリシャス)」以外に、こんなにある!食べられないほど「まずい、おいしくない」場合の失礼のない対処法は?今回は食事の感想を伝える英語をマスターしましょう!

絶対使える!食事の感想を伝える英会話術

旅行先のレストランや外国人のお友達との日常会話で、食事に関する英会話をする機会って案外あると思います。「おいしい」のいろいろな伝え方や、逆においしくなかった場合の表現など、食事の感想を伝える英語を解説します!

Deliciousだけじゃない!「おいしい」を表すフレーズ

“It is delicious.”以外にも「おいしい」を伝える表現方法はたくさんあります!よく使われている簡単なものでも10種類以上ある「おいしい」の微妙なニュアンスの違いを簡単に紹介します。

“It is ○○. ”の○○の部分に以下の単語を使うだけととっても簡単!

例)Tasty 風味がおいしい、味がおいしいという意味が強い。

Awesome 最高!イケてる!うまい!ジャンクフードやお肉料理などに使われる頻度が高い。

Beautiful “Delicious” より若干「おいしい」度が上。洗練されたものに使われることもある。

Wonderful すばらしい。

Lovely よい。“Good”に近い。大袈裟感が少ない表現。

Excellent 完璧。最高。

Fantastic すばらしい。

Amazing すごい。すごくよい。

Yummy 「おいしい」のくだけた表現。子どもがよく使う言葉。ビジネスシーンや初対面の人との会話ではおすすめしません。

また、決まり文句の“It was the best ○○ ever.”(今まで食べた(飲んだ)○○で一番おいしかった!)というフレーズは、知っていると、旅行先で食べたご当地グルメや名産品の話題のときなどに、上手においしかったものを伝えられるでしょう。

例)We had red wine in Bordeaux, that was the best red wine ever!

ボルドーで赤ワインを飲んだんだけど、今まで飲んだ赤ワインで一番おいしかった!

おいしくなかったら?

“Yuck”を使う場合は注意が必要

「おいしくない、まずい」と言う意味の“Yuck”という表現を聞いたことがある人も多いかと思います。実は“Yuck”という表現は、「(味が)まずい」よりも、「オエ!」「気持ち悪い」のに近い意味で使われます。そのため、食事中に感想として“Yuck”を使うのは作ってくれた人だけでなく、一緒に食べている人に対して失礼となることもあるので気を付けたいところ。

“Yuck”は、旅行先で出会った変わったご当地グルメやゲテモノ系の話題を友達としているときなどに使うと、会話が盛り上がります。

例)In France, they love snails. Yuck.

フランス人ってカタツムリが大好きらしいよ。気持ち悪・・・オエ。

口に合わなくて食べきれないとき、どうする?

では、食事中に本当に口に合わなくて食べきれないというようなときは、どうしたらよいでしょう?

例)I don't like it. (これ、口に合いません。)

It doesn't taste good.(おいしくない。)

と、ストレートに言うのは、なかなか勇気がいるものです。失礼にならないように、さりげなく「口に合わない」ことを伝えるコツは「まずい、おいしくない」という表現を避けて、どうして自分には合わないのかを言うことをお勧めします。ポジティブな点を言ってからだとなおさらOK!

例)It is refreshing but too sour for me.

(さっぱりしているけど、私にはすっぱすぎるみたい。)

The cake is moist and nice but too sweet for me.

(しっとりしていておいしいケーキだけど、私には甘すぎるみたい。)

食べられないわけではないけれど、食べたものが「うーん、微妙」という場合は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

知らないと損をする英会話術(3):「うーん、微妙・・・。」って、なんて言う?

食事のシーンでの英会話を楽しんで!

「おいしい」を伝える英語もバリエーションがあると、一気に英会話が自然に聞こえます。また、まずかった場合も「まずい」「おいしくない」と言わずに、失礼なく相手に伝えられると、スムーズに食事の場面も楽しめるようになるでしょう!

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