わずかな情報でもワクワク感満点! ミツオカ初のSUV「バディ」のティザーサイトを公開

ミツオカ Buddy(バディ) 光岡自動車 公式ティザーサイトより

光岡自動車初のSUV「Buddy」のテーマは“相棒”

コンセプトメッセージを照らし出す、オールドアメリカンSUV風のヘッドライト

今回公開されたティザーサイトのタイトルは、「Buddy さあ いこうぜ相棒」。サイトでは誰もが経験してきたであろうカルチャーやライフスタイルに、コンセプトメッセージとなる詩をのせ、「Buddy」の世界観を表現している。

ティザーサイトから得られる情報は限られているが、角ばったボンネットやフロントバンパーに加え、コンセプトメッセージを照らし出すのは、オールドアメリカンらしきSUVのヘッドライト。このことからも、2018年11月にデビューした2シーターオープンモデル「ロックスター」に次ぐ、アメリカンスタイルの第2弾ではないかという予想ができる。

なお、ティザーサイトの更新は2020年10月29日(木)で、正式発表は同年11月下旬の予定だ。

日本で10番目に誕生した光岡自動車

ミツオカ ヒミコ(2代目)

光岡自動車は、1996年に誕生した日本で10番目の自動車メーカー。これまでラセードやガリュー、ビュートなどクラシカルで個性的な車を世に送り出してきた。また、「ファッションスーパーカー」というユニークなコンセプトで作られたオロチや、ロックスターと同じくマツダ 4代目ロードスター(ND型)をベースした2代目ヒミコ(初代ヒミコのベースがNC型ロードスター)も大きな話題となった。

ここからは、そんな光岡自動車がリリースしてきた、個性的で魅力的な過去モデルを振り返ってみよう。

ミツオカ オロチ

オロチという名前の通り、曲線を多用した生命観溢れるデザイン。一方エンジンは、トヨタ製V型6気筒 3311cc DOHC 3MZ-FE型エンジンを搭載し、最高出力233馬力、最大トルク328Nmと見た目に似合わず控え目なスペックとなる。
ドライバーに相応の腕を要求するような、速くてハードな乗り心地のスーパーカーではなく、日本で使い切れるパワーと、独特なスタイリングがもたらす雰囲気を楽しむスーパーカーだ。

ミツオカ ビュート

1993年に日産 2代目マーチ(K11型)をベース車両に開発されたビュートは、光岡自動車の中でもっとも販売台数の多いロングセラーモデル。写真の車両は3代目ビュートで、日産 4代目マーチ(K13型)がベースとなる。
ベースである日産 4代目マーチ(K13型)の面影をやや残しながらも、ダッシュボードの加飾パネルやシートなど、凝った作りであることがわかる。しかも、内外装の政策は、はすべて職人による手作業というのだから驚きだ。

ミツオカ ロックスター

マツダ 4代目ロードスター(ND型)をベースにしたオープンスポーツモデルのロックスターは、光岡自動車の50周年を記念して開発された。前後のメッキバンパーや、“サメのエラ”を思わせるボンネットグリル。さらにエッジと曲線が強調されたボディラインは、古き良きアメリカンスポーツカーを彷彿とさせる。
どちらかと言えば派手な印象を受けるエクステリアに比べ、スタイリッシュにまとめられたインテリア。ボディと同色のアクセントカラーやシートのステッチなど、落ち着いた雰囲気の中にも、光岡自動車の個性とこだわりがふんだんに盛り込まれている。

流行に流されないミツオカが作るSUVに期待!

ミツオカ ロックスター

クラシカルなものから、アメリカン、スーパーカーまで、これまで光岡自動車が生み出してきたモデルは、どれも唯一無二の個性と職人のこだわりに溢れている。また、流行に流されることなく、独自のセンスとこだわりが詰まった車作りも、光岡自動車の大きな魅力だ。

そんな光岡自動車が、初めて発売するSUV「Buddy」は、いったいどんな姿で登場し私たちをワクワクさせてくれるのか、今から非常に楽しである。

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