エコと安全の“二刀流” 反射材付きバッグ紹介 時津署

展示された反射材付きエコバッグを手にする山本警部補=時津署

 時津署は、夜間の事故防止に有効な反射材をエコバッグに縫い付けた手作り作品を署内に展示している。市販の反射材で作ることもでき、事故から身を守る一助にと紹介している。
 企画したのは交通課の山本千春警部補(34)。レジ袋の有料化でエコバッグを持ち歩く人が増えていることに着目し、反射材を使う習慣がない人でもバッグに縫い付けてあれば「エコと安全の“二刀流”の使い方ができるのでは」と思い立った。
 製作は西彼長与町のボランティア団体「長与布絵本の会」に依頼した。さまざまな長さや形に切った反射材を配置した手提げとショルダータイプが出来上がり、12月末まで展示している。
 反射材は車のライトに反応して光って見え、ドライバーに認知されやすい。山本警部補は「反射材をおしゃれに取り入れ、ドライバーに自分の存在をアピールしてほしい」と呼び掛けている。

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