マカオ税関が中国本土からの密入境事案2件相次ぎ摘発…密航者5人逮捕、うち2人が手配中の人物と判明

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マカオ税関当局が9月25日未明に造成中の埋立地で発見した中国本土からの密入境者(写真:澳門海關)

 澳門海關(マカオ税関)は9月26日、前日未明にマカオ半島北東沖に造成中の埋立地「新城A区」で密入境事案2件を相次ぎ摘発し、中国本土出身の密航者の男女5人を逮捕したと発表。

 目下、マカオでは新型コロナ防疫対策の一環で厳格な水際対策が講じられており、税関当局も防疫とマカオの安定した治安を維持するため、密出入境活動を阻止すべくマカオ周辺海域及び沿岸におけるパトロールを強化して臨んでいたほか、定期的に近隣地区の法執行機関と情報交換を続けていたという。

 9月25日未明、税関職員が沿岸監視システムを通じて新城A区沿岸で2件の密航事案を発見。すぐに現場付近にいる職員へ知らせ捜索に着手し、まもなく密入境者5人(男3人、女2人)の身柄拘束に成功したとのこと。この際、防疫ガイドライン沿って逮捕者の検温などを実施し、防護措置を講じた上で新型コロナウイルス核酸検査(PCR検査)を受けさせるため医療機関へ搬送。結果は全員が陰性だったという。

マカオ税関当局が9月25日未明に摘発した2件の密航事件で逮捕された中国本土からの密入境者5人(写真:澳門海關)

 逮捕された5人は中国本土の広東省、福建省、河南省、山東省の出身で、年齢は34〜55歳。このうち2人はマカオにおける別の刑事事件に関わったとして手配中の人物だったことが判明したため司法警察局へ身柄を引き渡し済みで、残る密入境者3人については出入境管理を担当する治安警察局へ身柄を引き渡す予定とのこと。

 税関は今後もパトロール及び情報収集を通じて違法な密航活動に対する取り締まりを強化して臨み、マカオの治安環境の維持に努めるとした。また、市民に対し、違法な出入境活動を発見した場合、すぐに税関に通報するよう呼びかけた。