ドジャースがエンゼルスに今季5戦5勝 4番・大谷は4打数無安打

【エンゼルス6-7ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ドジャースは一時エンゼルスにリードを奪われたものの、試合後半の一発攻勢で逆転に成功。7対6でエンゼルスを破り、エンゼルスとの「フリーウェイ・シリーズ」は今季5戦5勝となった。ドジャース先発のトニー・ゴンソリンが今季2勝目(2敗)、4番手のアダム・コラレックが今季初セーブを記録。エンゼルス4番手のハンセル・ロブレスは今季2敗目(0勝)を喫した。

ドジャースは1回裏にエンゼルス先発のフリオ・テーランから一死満塁のチャンスを迎え、コディ・ベリンジャーの押し出し四球、ウィル・スミスのタイムリーなどで3点を先制。テーランは1イニングを投げただけで降板し、今季は0勝4敗、防御率10.05とチームの期待を大きく裏切った。

ポストシーズン進出の可能性が消滅したため、新人を多くスタメン起用したエンゼルスは、3回表先頭のジョー・アデルが二塁打を放ってチャンスメイクし、続くジャーメイ・ジョーンズがタイムリー。次打者エリオット・ソトにもヒットが飛び出し、メジャー初打席の選手が二者連続(ジョーンズとソト)でヒットを放つのは2016年8月13日(現地時間)のレイズ戦でヤンキースのタイラー・オースティンとアーロン・ジャッジが二者連続本塁打を放って以来の快挙となった。

エンゼルスはこの回、ジャレッド・ウォルシュの2点タイムリー三塁打で同点とし、アルバート・プーホルスの犠飛で勝ち越しに成功。しかし、ドジャースは6回裏にジョク・ピーダーソンが逆転の7号2ランを放ち、7回裏にエドウィン・リオスの8号ソロ、8回裏にウィル・スミスの8号ソロが飛び出してリードを3点に広げた。9回表にエンゼルスがデービッド・フレッチャーのタイムリー二塁打で2点を返したが、7対6でドジャースが逃げ切り。二死一・三塁のチャンスで大谷翔平が最後の打者となった。

「4番・指名打者」で先発出場した大谷は、空振り三振、レフトフライ、見逃し三振、四球、ピッチャーゴロで4打数ノーヒット。今季の打率は.188、出塁率は.292、OPSは.662となった。

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