ピンク色が好きなら、ピンクのインテリアで大人かわいい理想の部屋を作りましょう。おしゃれな女の子から人気の高いピンクインテリア。ここでは、ピンクインテリアを上手に取り入れるコツや、ピンクを効果的に使うポイントを紹介します。
ピンクと相性のいい色の組み合わせもあわせて紹介。部屋の配色に迷ったら、好みのインテリアスタイルや完成イメージに合わせて、ベストな組み合わせを見つけましょう。
ピンクインテリアを上手に取り入れるコツ
インテリアには自分の好きな色を取り入れたいものです。ピンクが好きなら、ぜひコーディネートの主役にピンクを使いましょう。ここでは、ピンクを取り入れておしゃれに仕上げるためのポイントを紹介します。
ピンクはアクセントとして部分使いする
インテリアコーディネート初心者の方におすすめなのは、ピンクをアクセントカラーとして部分使いする方法です。部屋全体をピンクで統一するよりも控えめで、かわいらしく大人っぽい部屋に仕上がります。
ピンクの部分使いでは、一部のインテリアのみをピンクにしましょう。たとえば、大型家具であるソファや収納、部屋を装飾する雑貨やアート作品などに、ピンポイントでピンクを取り入れます。部分使いしたピンクが印象的で、おしゃれな女子部屋に仕上がるのが魅力です。
同系トーンのピンクでまとめる
部屋全体をピンクで統一するときや、壁紙や床など大部分にピンクを使うときは、同系トーンのピンクでまとめるよう意識してください。色には、明るさと鮮やかさを表す「トーン」という考え方があります。
複数の色を組み合わせるときは、似ているトーン同士で揃えると相性が良く、センスのいい仕上がりになります。その反対に、同じピンクでもトーンが違えばまったく違う印象に。たとえ部屋全体をピンクでまとめても、トーンがバラバラだと統一感がなくなることがあるため気をつけましょう。
明るくて淡いピンク、明るくて鮮やかなピンク、暗くて淡いピンク、暗くて鮮やかなピンク。ピンクインテリアでは、あらかじめどんなトーンのピンクでまとめるかを決めて、相性のいい配色を心がけましょう。
甘めが好きならレースやホワイトを基調にする
甘めのテイストが好みの方は、ピンクならではの甘さを生かして、スイートなインテリアコーディネートを楽しみましょう。家具や小物にこだわり、部屋のすみずみまでガーリーな要素をふんだんに取り入れて。甘めなコーデを大人っぽく仕上げるなら、清楚なホワイトを基調とした空間に、レースやピンクインテリアを合わせるのがおすすめです。
このとき、ホワイトの使い方によって部屋の雰囲気が変わります。ロマンティックな大人ガーリースタイルには、純白のピュアホワイトがよく似合います。上品な甘さが魅力のシャビーシックにおすすめなのは、淡いグレーの入ったオフホワイト。ガーリーなアンティークスタイルには、黄色みをおびてレトロな印象のアイボリーを選びましょう。
ピンクとホワイトは相性がいい色同士で、甘めのテイストには欠かせない定番の組み合わせです。好みのインテリアスタイルに合わせて、ニュアンスの異なるホワイトを上手に使いこなしましょう。
辛めが好きなら直線的なインテリアを選ぶ
一般的には甘めなイメージが強いピンクですが、実はハードな辛めスタイルで活躍する色でもあります。辛口なコーディネートの差し色としてピンクを取り入れるのは、おしゃれ上級者のテクニック。あえて辛めなコーデでピンクを使いこなして、クールでスタイリッシュな、ひと味違うピンクインテリアに仕上げてはいかがでしょうか。
クールにピンクを使うなら、インテリアはシンプルで直線的なデザインのものを中心に揃えましょう。すっきりとしたフォルムの家具は、都会的な空間を演出してくれます。モノトーンの差し色としてピンクを使うと、高級感あるホテルライクな雰囲気に。ちょっぴり辛めで遊び心を感じさせる、大人かわいい部屋を作りましょう。
ピンクの部分使いにおすすめのインテリア
ピンクを部分使いするなら、以下のインテリアをピンクにするのがおすすめです。部屋のアクセントとなり、ピンクインテリアを印象づけやすくなります。それぞれの特徴やコーディネートのコツをお伝えします。
ソファ
ソファはリビングの主役となる大きな家具です。ソファをピンクにすると、インパクトのあるコーディネートに仕上がります。部屋づくりをするとき、ソファを中心として考えていく方法もあります。
その場合、最初に理想のソファを探して大まかな方向性を決めたうえで、ほかのインテリアを揃えましょう。ソファはピンクの色味やデザインによって印象が大きく変わるため、こだわって選ぶようおすすめします。
ラグ、クッション、ベッドシーツなどのファブリック
ピンクをさり気なく使いたいなら、ラグ・クッション・ベッドシーツなどのファブリックをピンクにしましょう。とくに、クッションでアクセントカラーを取り入れるのは、インテリアコーディネートの基本です。
複数のクッションの色をそれぞれ変えて、相性のいいピンクを何種類か揃えるのが上級者向けのテクニック。ラグやベッドシーツなど、ほかのファブリックと色味を揃えるのもポイントです。
カーテン
柔らかい色であるピンクには、人の心を和ませたり、優しい気持ちにさせたりする効果があります。カーテンをピンクにすると、インテリアとして見た目がおしゃれなのはもちろん、リラックスできる空間を作れるのが魅力です。
居心地の良さを重視したいリビングルームや、ぐっすりと眠るための寝室のカーテンには、ピンクの部分使いが適しています。さらに甘めに仕上げるなら、レース素材のカーテンもおすすめです。
壁紙
壁がピンクに染まると、空間全体が一気に華やかでかわいらしいテイストに変わります。自分で壁紙の色を選べるなら、ぜひピンクの部分使いにチャレンジしましょう。賃貸の壁にも対応している「貼ってはがせるリメイクシート」なども販売していますのでチェックしてみてください。壁紙におすすめなのは、明るくて淡いトーンのピンクです。
壁紙にピンクを使うなら、床や家具などほかの部分はホワイトで揃えると、大人っぽい上品なピンクインテリアになります。メリハリを意識してピンクの使いどころを決めましょう。
ポスターや小物
おしゃれな部屋づくりで活躍してくれる、ポスターやアート作品。細部までこだわった空間に見せてくれる、小物や雑貨。これらのインテリアにピンクを取り入れれば、ひと味違うセンスあるコーディネートに仕上げられます。
なかでも、気軽に壁を装飾できるポスターやアート作品は、元の壁紙を変えることなく華やかな印象を生み出せるアイテムです。上手に活用してワンランク上のピンクインテリアを叶えましょう。
生花やドライフラワー
植物を部屋に飾ると、生活空間に美しい色彩が添えられて、日々の暮らしがより豊かになります。身近な場所にピンクの生花やドライフラワーを添えて、差し色にする方法もおすすめです。
キレイに咲いた生花は、インテリアとしての存在感が抜群。植物のお手入れの手間が気になるなら、フェイクフラワーを使うのもひとつの方法です。好きな花をいつも近くに置いて、華やかなピンクインテリアを楽しみましょう。
ピンクインテリアと相性のいい色
最後に、ピンクインテリアと相性のいい色を紹介します。カラーコーディネートが難しいと感じるなら、以下の組み合わせから好みの配色を見つけてみてください。同じピンクでも、ほかの色との組み合わせ次第で、幅広いインテリアスタイルに活用できます。
ピンク×グレー
モノトーンスタイルでスタイリッシュな雰囲気を作るグレーは、ピンクと組み合わせると一変してエレガントな印象に。暗めのグレー×暗めのピンクは上品に、明るめのグレー×明るめのピンクはガーリーに、それぞれ異なるピンクの魅力を引き出してくれます。
あえてグレーとピンクのトーンに差をつけて、メリハリを感じるコーディネートをするのもおすすめです。ハイセンスなピンクインテリアに仕上げられます。
ピンク×ゴールド
ゴージャスな色の代表といえるゴールド。使いどころによってはギラギラした印象にもつながり、良くも悪くも目立ちやすい色だといえます。一方で、ゴールドはピンクと組み合わせると、女性らしい柔らかな印象になります。
おすすめなのは、オレンジ系の色味が特徴的なサーモンピンクとの組み合わせです。ゴールドがピンクの甘さを引き立てることで、落ち着きのある、品のいいコーディネートができます。
ピンク×ベージュ
明るい薄茶色であるベージュは、ピンクと馴染みやすいカラー。インテリアコーディネートに限らず、ファッションでも大人女子から人気の高い組み合わせです。淡いピンクとベージュを使った配色は、ナチュラルなかわいらしさが魅力的。
さらに、この2色のほかにホワイトを合わせるのも定番のコーディネートのひとつ。甘すぎない大人の女子部屋にぴったりな、似た色同士の組み合わせです。
ピンク×モノトーン
ホワイト・グレー・ブラックの組み合わせで作られるモノトーンといえば、洗練されたスタイリッシュな配色の定番です。そんなモノトーンの差し色にピンクを使うと、ワンランク上のハイセンスな仕上がりが期待できます。
甘辛ミックスのインテリアコーディネートとも相性のいい配色で、ハードな雰囲気が好みなら、黒いインテリアの割合をやや多めにする方法もあります。ピンクのアイテムを効果的に配置しましょう。
ピンク×ネイビー
大人の女性らしい落ち着きあるインテリアコーディネートにぴったりなのが、ピンクとネイビーの組み合わせ。知的で冷静な印象のネイビーに、ピンクがさり気なく華やかさを加えて、大人女子がもつ魅力を引き立ててくれます。
都会的でモダン、そしてほどよくかわいい部屋に仕上げたい方にぴったりな配色です。個性的な色同士の組み合わせであるため、おしゃれ上級者の方はぜひチャレンジしてみてください。
ピンク×ブルー
ピンクと明るいブルーの組み合わせは、まるでキャンディのようにカラフルでキュートなイメージ。元気の出るコーディネートに仕上げたいときにおすすめの配色です。インテリアの形状や柄なども、ポップなデザインで揃えるとよくマッチします。
部屋全体をかわいらしい雰囲気にしたいならピンク、すっきりとした雰囲気にしたいなら青の割合を多めにしましょう。色彩豊かなピンクインテリアに仕上がります。
ピンク×ミントグリーン
色の使い方次第でかわいらしくもキレイめにもまとめられる、ピンクとミントグリーンの組み合わせ。ピンクと並ぶと、爽やかなミントグリーンが愛らしい印象に変わります。鮮やかなピンクとミントグリーンは、まるで海外のお菓子のようにビビッドなかわいらしさが魅力です。一方で、淡いピンクとミントグリーンは、マカロンのように控えめで上品な印象になります。好みのテイストに合わせて、上手に色味を選ぶことが大切です。
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