実際に地方移住している人から話を聞くと、地方移住するまでの道のりがショーットカットできそうだ。もしかしたら移住候補地を探すよりも、あなたの理想的な移住者さんを探すほうが有益かも知れない。今回は簡単に移住者さんと出会える5つの方法をお伝えする。
自治体の移住相談員に紹介依頼する
新型コロナ以降、オンラインで移住相談できる自治体が増えてきた。これがとても便利。Googleマップを画面共有しながら町の全体像を説明してくれたり、ハザード情報を教えてくれたり、移住に関する質問は何でも答えてくれる。
相談員は、移住検討者にとって強い味方。彼らの説明を聞いて、数十組いやもっとかも、が実際に移住する。そんな相談員に移住者を紹介してもらうことも出来る。下見の際、移住者と会う段取りをしてくれる相談員もいた。もちろん自治体や相談員によって対応は異なるが、移住相談をする際には、ぜひ移住者を紹介頂けるかも確認しておこう。ちなみに自治体の相談サービスなので費用は発生しません。
■自治体とのオンライン移住相談
以下のサイトでは、オンライン移住相談できる自治体の検索や相談予約が可能。
・ふるさと回帰センター
(*東京と大阪のオフィスに行けば、全国の移住相談に応じてもらえます)
・SMOUT移住スカウトサービス
オンラインサロンや有料相談サービスの活用
地方移住に関連した良質なオンラインサロンや有料の相談サービスを利用すれば確実に移住実践者と出会える。地方移住”ホンネ”サロンは、開設当初から参加しているが、ホンネで色々な話が聞ける貴重な学びの場になっている。
・地方移住ホンネサロン(運営Nativ.nedia)
・オンライン移住相談サービスflato(運営FromTo)
移住者BlogやTwitter・YouTubeなどの活用
今どきの移住者は、リアルタイムにその移住経験や地域の情報発信を行っている。あなたの描くライフスタイルを実践している移住者がきっといるはず。いちど徹底的に理想の移住者をネット上で探してみてください。きっと理想の移住者に出会える。
■すぐに連絡をとってはいけない。
理想の移住者が見つかっても、すぐに連絡を取ってはいけない。まずは、じっくりと移住者さんを観察。どういった経験をしているのか、どういった考え方なのかetc. 移住者さんがUPしている情報には、しっかりと目を通そう。その上で連絡を取り合う方が何かとスムーズに行く。
地方のテレワークセンター(コワーキングプレイス)を活用
地方のテレワークセンターは移住者と会える確率が高い。移住者も地域の情報を求めたり、在宅ワークの息苦しさを抜け出すために、コアワーキングスペースを利用している。地元の人が使うよりもむしろ移住者の方が多い場合も。
■テレワークセンターMINAKAMI(群馬県)
旧幼稚園の教室・遊戯室を改修したコワーキングスペース。リモートワークの拠点として利用可能。施設在中のスタッフがみなかみ町での仕事から暮らし、豊かな自然環境を活かした遊びなどもコンシェルジュしてもらえる。
アクセス:群馬県利根郡みなかみ町月夜野3273-2
ホームページ:https://tw-g.org/
■CROSS BE(山梨県)
あなたの「なりたい」「やりたい」が甲府駅から3分で交差する山梨県内最大規模のコワーキングスペース。
アクセス:山梨県甲府市丸の内2-2-1(甲府駅前)
ホームページ:https://crossbe.co.jp/
■八ヶ岳コモンズ(山梨県)
八ヶ岳中信高原国定公園にある標高1160mの場所にあるテレワーク施設。最新のメッシュWi-Fiを完備、電源はもちろんのこと、プリントアウト、スキャニングなどの機材も充実。
アクセス:山梨県北杜市高根町清里3545-2083
ホームページ:https://mt8commons.com/
移住すると周りに宣言する
職場に、ご両親(茨城県ひたちなか市ご在住)が移住者のお世話をしている人がいた。昔の同僚が、不動産屋さんで移住者に物件を紹介していた。学生時代の友人が、石垣に移住していた。移住者と関わっている人は、意外と身近にいたりする。あなたが移住宣言すると、きっと移住者の情報が集まる。
筆者について
都内在住、旅行会社勤務40代会社員。この先1〜2年で地方移住を検討している。東京から脱出したいわけだが、単に田舎暮らしをしたい訳ではない。衣食住、仕事、人、金、情報、趣味、すべての自由度を今よりぐんと上げるために地方移住を計画している。あたらしい働き方でテレワークが日常になった今、もっとライフスタイルを重視した生き方ができると考えている。
■ブログ
地方移住してテレワークで働けば、人生めちゃ楽しいやん!と思う。
■ツイッター
https://twitter.com/c7local