11安打の猛攻で開幕2連勝! 救援陣の好投も光る/東大2回戦

©早稲田スポーツ新聞会

TEAM123456789計

慶 大0003102028

東 大0000300003

昨日の開幕戦で勝利を収めた慶大はこの日、東京六大学秋季リーグ戦(秋季リーグ戦)東大2回戦に臨んだ。試合は4回、7番・橋本典之の適時二塁打などで一挙3点を獲得し、先制に成功。5回にも相手の暴投で1点を加える。その裏に先発・森田晃介が相手打線に連打を許して1点差に詰め寄られたものの、終盤に廣瀬隆太から2試合連続の2ランが飛び出すなど、再び相手を大きく突き放した。投げては5回途中から3人の救援投手が東大打線に得点を与えず。8-3で試合を終え、開幕カードを連勝で飾った。

先制の適時二塁打を放つ橋本典

先発マウンドに上がった森田は初回、安打と内野ゴロで2死二塁と得点圏に走者を背負う。しかし、後続を空振り三振に仕留め、無失点に抑えた。その後も毎回走者を背負ったが、要所を締める投球を見せ、4回までスコアボードに0を並べた。一方の打線は序盤、相手先発・西山慧を打ち崩せず、なかなか得点できない。しかし4回、先頭・廣瀬の二塁打などで1死一、二塁とすると、続く打者は橋本典。フルカウントから左前適時打を放ち、見事先制点を獲得した。その後も、代わった相手投手から福井章吾が中前適時打、瀬戸西純が犠飛を放ち、この回3点を挙げた。さらに5回、相手投手の死球や暴投などで追加点を獲得。東大から4点のリードを奪った。

このまま試合の流れをつかみたい慶大。しかし5回、先発・森田が東大打線につかまる。代打・宮﨑湧の中越え二塁打などで1死二、三塁とされると、後続に連打を浴び、3点を失う。ここで、首脳陣は投手を小林稜にスイッチ。小林稜はその後安打を許して2死一、二塁とされるが、続く打者を二ゴロに抑え、何とかピンチを脱した。

2試合連続の2ランを放ち、ダイヤモンドを回る廣瀬

東大打線の反撃を食い止めたい慶大は6回、渡部淳一にマウンドを託す。渡部淳はリーグ戦初登板であったが、直球と変化球を駆使し、相手打線を翻弄。2回無安打の完璧な投球を披露した。続いて登板したのは生井惇己。安定した投球で8回、9回をそれぞれ三者凡退に打ち取った。好投する救援陣に、打線も応える。7回、先頭が安打で出塁すると、打席には廣瀬。4球目を力強くたたいた打球は低い弾道で左翼スタンドへ。これが2試合連続の2ランとなり、追加点を獲得した。さらに9回、1死一、二塁の場面で途中出場の水久保佳幸が2点適時二塁打を放ち、相手を大きく突き放す。打線はこの日8得点を挙げ、チームは開幕2連勝と優勝に向けて好発進を切った。

リーグ戦初登板ながらも2回無安打無失点と好投した渡部淳

1回戦では打線が上手く機能しなかった慶大。しかしこの試合は計11安打を放つなど、打線の復調が伺えた。さらに、2戦連続で本塁打を放ち、この日猛打賞の活躍を見せたルーキー廣瀬の今後の活躍にも注目したいところだ。また、安定した継投を見せる救援陣の投球が光った。特に、渡部淳はリーグ戦初登板であることを感じさせない、圧巻の投球を繰り広げた。新戦力の活躍と盤石な継投によって勝利を収めたことは、チームにとって大きな収穫となったのではないだろうか。次戦の立大戦でも勝利を収め、2季ぶりの優勝へ向けて弾みをつけることはできるか。

(記事 小山亜美、写真 手代木慶)