オリオールズ逆転勝利 山口2回3失点で4敗目&防御率8.06

【オリオールズ7-5ブルージェイズ】@セーレン・フィールド

勝てば地区2位浮上のチャンスがあったブルージェイズだが、同点の5回表に2番手の山口俊が3点を失い、5対7でオリオールズに敗れた。この結果、アメリカン・リーグの第8シードでポストシーズンに進むことが確定し、ワイルドカード・シリーズでは第1シードのレイズと対戦することになった。

1対1の同点で迎えた3回裏、ブルージェイズはオリオールズ先発のキーガン・エイキンからブラディミール・ゲレーロJr.が9号ソロ、ルルデス・グリエルJr.が11号2ランを放ち、3点をリード。しかし、先発のタナー・ロアークが4回表に3点差を追い付かれ、4対4の同点で迎えた5回表は山口がマウンドに上がった。

山口はライアン・マウントキャッスルとレナト・ヌニェスに連打を浴び、無死一・二塁のピンチを招いた。ここでリオ・ルイーズのタイムリー二塁打であっさり勝ち越しを許すと、次打者ハンザー・アルベルトのショートゴロの間にヌニェスが生還して2失点目。二死後、パット・バライカにもタイムリーを浴び、3点目を失った。

山口は6回表も続投し、二死からDJ・スチュワートに四球を与えたが、マウントキャッスルをファーストへのファウルフライに打ち取って無失点。2回34球を投げて被安打4、奪三振0、与四球1、失点3という投球内容でレギュラーシーズン最後の登板を終えた。

ブルージェイズは8回裏に1点を返したが、7対5でオリオールズが勝利。オリオールズ2番手のトラビス・レイキンスSr.が今季3勝目(2敗)、6番手のセザー・バルデスが今季3セーブ目をマークし、山口には今季4敗目(2勝・防御率8.06)が記録された。

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