ヴォルターズ 岡田ACが指揮代行 HC来日見通し立たず 

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 バスケットボールBリーグ2部(B2)の熊本ヴォルターズは26日、ネナド・ヴチニッチヘッドコーチ(HC)=(55)=に代わり、岡田修アシスタントコーチ(AC)=(29)=が今季リーグを当面指揮すると発表した。新型コロナウイルスによる政府の入国制限でヴチニッチ氏の来日が見通せないための暫定措置。岡田ACは「どんな状況でも一つになって戦う姿勢をブースター(ファン)に見せたい」とコメントした。

 HC2年目のヴチニッチ氏は7月、出身国セルビアから国籍を持つニュージーランドへ移動。オンラインで指示を出しながら再来日に備え、この間は岡田ACがチームを指導してきた。

 政府は10月初めにもスポーツ関係者らの入国を再開する方向で調整に入ったが、ヴチニッチ氏の合流時期は未定。チーム運営会社によると、入国後も14日間の隔離措置が必要なため、10月3日から11日までの開幕4試合は岡田ACが代行する。

 ヴチニッチ氏は昨季HCに就任。激しい守りを軸に攻守を素早く切り替えるスタイルを掲げたが、開幕直後から故障者が続出。感染拡大に伴い3月下旬で打ち切りとなったリーグ戦は20勝27敗で、18~19年シーズンの西地区初優勝から順位を落とし、同4位に終わった。しかし、チームは戦術の継続性を重視し、ヴチニッチ氏続投を決定した。

 岡田ACは大阪府出身で、天理大卒業後に実業団やbjリーグなどのチームを指導。龍谷大やB3岩手のHCなどを経て今季、熊本のACに就任した。(萩原亮平)