話を聞かない人の攻略法

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自分の主張があるせいか、どうも最初から話を聞いてくれないような相手っていますよね。

そんな相手に対しては、伝えたいことがあるのに、それをどう伝えていいか分からずに苦労してしまうもの。

話を聞かない人とは、どうすればうまくコミュニケーションが取れるのでしょうか?話を聞かない人への攻略法について考えましょう。

■話を聞かない人の特徴

相手に話が伝わってないと感じても、それは本当に相手が話を聞いていないのでしょうか?

もしかしたら話を聞いていてもリアクションや返事が乏しいだけかもしれませんし、あなたが伝わらない話し方をしている可能性もあります。

ただ、一生懸命相手に伝えようとしているのに、その話が伝わらないのは残念ですよね。自分のせいだと思って、落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

自分の話し方に問題があるのか?それとも、話を聞かない相手の方に問題があるのか?

自分を必要以上に落ち込ませないためにも、まずは話を聞かない人の特徴を見ていきましょう!

◇(1)相づちが多い

いわゆる「空返事」が多い人です。ただ適当に「はい、はい」と言って、聞いている感じを出しているけれども、何も内容が伝わっていないことがあります。

話を聞いてリアクションしているのか分かりにくい場合、「〇〇について大丈夫ですか?質問はありませんか?」と確認を取るようにすれば、相手がただ相づちを打っているだけか見極めることができます。

◇(2)せっかち

話を最後まで聞けない「我慢できない人」です。話の途中で内容を予測してしまい、その後の展開が予想できているからこそ相手が続けて話をしているとだんだんイライラするのかもしれません。

話を最後まで聞かずに途中で中断させてくる人は、「話を聞こうとしていない人」です。

◇(3)人の話を遮る

とにかく自分の話をしたいタイプです。会話のペースも自分が主導権を握っておきたいので、聞きたいことだけ聞いて、自分の話したいことを話します。

このタイプは相手が自分の話を聞かないことには敏感ですから、人の話を遮ったくせに「俺の話をちゃんと聞いているのか?」と威圧的な態度を取ることもあります。

◇(4)話がコロコロと変わる

自分の中で興味や関心がコロコロと変わってしまうので、1つの話に集中できず同じ議題で会話が続きません。

周りの人からすれば話が脈絡もなく変わるように思えますが、本人の中ではそれぞれの話につながりがあります。このタイプは人の話を聞いてない自覚が無いこともあります。

■話を聞かない人の心理・原因

では次に、どうして話が聞けないのかその心理についても紹介します。

◇(1)興味が無い

本人にとって重要度が低いなど、そもそもその話題に関心が無ければ話を聞いてくれません。

例えば、相談してもそれが関心の無い話であれば「それくらいは自分で考えろよ」と相談内容をちゃんと聞いてはくれません。興味の無いことには文字通り他人事になってしまうのです。

◇(2)集中力が無い

人の話を聞くには集中力がいりますし、エネルギーを使います。体力的にも精神的にも余裕が無ければ、話を聞くことはできません。

◇(3)こだわりが強い

自分の中でやり方が決まっているので、相手の話を聞き入れることができません。意見を言われると自分を否定されているような気分になって、話をするだけでイライラしてしまうこともあります。

◇(4)思いやりが無い

話を聞いていることを相手に分かりやすく表現してあげることも、コミュニケーションにおいて大切なことです。

しかし、相手に思いやりを持てないことから、話を聞いていてもそれを相手にちゃんと伝えるためのリアクションができないのです。

■【上司・部下・彼氏別】話を聞かない人への対処法

それでは、話を聞かない相手にはどのようにコミュニケーションを取ればいいのでしょうか?上司・部下・彼氏別にその方法をお伝えします。

◇上司の場合

☆(1)結論から話す

要点や結果を先に話すようにしましょう。それで相手が納得しなければ、質問をしてくるなど詳細を求めてくるので、それに返事をするようにしてください。

「会話の主導権は相手に渡しておく」という認識でいるといいでしょう。

☆(2)ハキハキと話す

こちらが遠慮して話していると、婉曲的な表現になったり顔色を伺ったりしてしまいます。

その態度に相手は余計にイライラしたり、話を遮ったりします。何か思いを伝える際には、自信を持ってハキハキと喋ることを心掛けてください。

☆(3)時間を提示する

「3分間だけ時間をください」というように、時間を短く提示してから話をしてください。相手も3分間だけ集中すればいいと分かるので、耳を傾けやすくなります。

その話がいつまで続くか分からないと、相手にストレスを与えてしまい、話を聞かなくなります。

◇部下の場合

☆(1)メモを渡す

話を聞けない部下には何度話しても、効果は低いかもしれません。なぜなら業務にいっぱいいっぱいになり余裕が無いから。

そんな状態ですなるべく伝わるように、あらかじめ要点をまとめてメモにして渡しておきましょう。

要点が瞬時に理解できるので、相手の記憶にも残りやすいでしょう。

☆(2)質問を入れる

上述した余裕の無い状態をふまえると、ただ話をしているだけなら、適当に聞き流してしまうかもしれません。

そこで、話の途中で何度か質問をすることで、相手の集中力をこちらに向ける工夫をしてください。伝えたい内容こそ、相手に質問をしてみることを心掛けてください。

☆(3)褒める

褒められることで相手は精神的にゆとりも持ちますし、モチベーションも上がります。

このように、話を聞ける状況をあなたから作ってあげることで、相手の聞く姿勢が生まれます。

◇彼氏の場合

☆(1)伝える環境を変える

話をする場所や環境を変えてみましょう。いつものように家でリラックスしている時に、真面目な話をしようとしても、彼氏がそのモードになっていないことがあります。

カフェなどで話してみるのをおすすめします。

☆(2)小出しに何度も伝える

男性は、長話しをするのを苦手と感じることがあります。1回で全てを伝えようとすると、そのことだけで彼が負担に感じてしまうことがありますので、短く小出しにして分けて伝える工夫をしてみてください。

☆(3)感謝を伝える

相手が話を聞いてくれたか分かりにくい時でも、「話を聞いてくれありがとう!」「話せて良かった!」ということを相手に伝えるようにしてください。

相手は自分がちゃんと向き合っていなければ、そのことも自分で認識していますから「これぐらいで喜んでくれるなら、もうちょっと話を聞いてあげようかな」という気分になりやすいです。

コミュニケーションの攻略法を見つけよう!

話をすることがコミュニケーションのように思ってしまいますが、話しやすい環境や聞いてもらいやすい関係性を築くこともコミュニケーションの1つです。

話を聞いてもらえないことをネガティブに捉えるだけではなく、相手をどう攻略するのかをゲームのように捉えて、楽しみながらコミュニケーションしていけるといいですね。

(桑野量)

※画像はイメージです