【写真で解説】新型フェアレディZとレクサス RCを比較してみた

日産 フェアレディZ レクサス RC

新型Zにもハイパワーモデルを期待

ご存知フェアレディZは1969年から脈々と続いている日産を代表するスポーツカーだ。スペックは未発表ながら、V6ツインターボエンジンを搭載とだけアナウンスされている。日産の現在のラインアップから判断するに、おそらくスカイライン400Rに搭載されている405psを発揮する3リッターエンジンを積む見込みだ。

対するレクサス RCは2Lターボ、2.5L+モーターのハイブリッド、さらには3.5Lエンジンの3種類のパワートレインをラインアップしている。それに加えて5Lのハイパワーモデル「RC F」も用意されている。BMW 4シリーズクーペで言うところのM4のような存在だ。

おそらく新型フェアレディZは当面、アナウンス通りのV6ツインターボエンジンのみで販売を進めていくだろうが、現行モデルと同様にニスモが手がけるスペシャルモデルも登場することだろう。クルマ好きからすると、RC Fのようなハイパワーモデルを期待していところだ。

ちなみにRCは約568万円〜と現行フェアレディZの約398万円〜に比べて150万円程度高いイメージだ。

Zの車内はらしさ満点! 対するRCは高級車そのもの

フェアレディZ伝統の3連メーターにMTとファン垂涎の内容となっている。昨今採用が当たり前になりつつある電動パーキングブレーキは採用せず、古典的なレバータイプというのもZらしい。スポーツ走行時にドリフトなどを行えるのも嬉しいポイント。それに加えて、フル液晶メーターや衝突被害軽減ブレーキにACC(アダプティブクルーズコントロール)と新時代の要素も加わってる点にも注目だ。
対するRCはフェアレディZと打って変わって高級車然としたイメージだ。ガソリンとハイブリッド、さらにはハイパフォーマンスモデルのRC Fはいずれも全車AT(ハイブリッド車は無段変速機)で、MTの設定はない。

【筆者:MOTA編集部】

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