「魅力広めたい」長崎さるくガイド35人が研修修了

修了証を受け取る研修受講生=長崎市、純心女子学園江角記念館

 長崎市のまち歩き観光「長崎さるく」で、コースの案内役を務める地元ガイドの新規研修修了式が27日、同市文教町の純心女子学園江角記念館であった。本年度は長崎純心大の学生ら35人が修了し、ガイドの仲間入りを果たした。
 研修は長崎国際観光コンベンション協会が主催。受講生は9月に座学と実地で計10回の研修を重ねた。今年は新型コロナウイルス感染予防のため、消毒や換気などの対策に気を配りながらの開催となった。長崎さるくガイドは8月1日現在、291人。修了した受講生は今後、正式な手続きを経て活動を始める。
 式では同協会の森下浩昭国内誘致・さるく推進部長が受講生一人一人に修了証を手渡した。同大人文学部こども教育保育学科1年の藤島可奈さん(18)は「長崎の活性化に貢献したいと思い参加した。うまくできるか不安だけど、工夫しながら長崎の魅力を広めたい」と語った。

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