シカとイノシシ合いびきしたら… 移動販売の新名物はジビエバーガー  地産地消へ「もっと身近に」 鹿児島・曽於

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ジビエを使ったハンバーガーなどを販売する「財の森」のキッチンカー=曽於市の溝ノ口洞穴

 ジビエ商品の開発・販売を手掛ける曽於市の「財(たから)の森」が、今夏からシカ肉とイノシシ肉を使ったハンバーガーの移動販売を始めている。特注のキッチンカーで市内の観光地などに出店。「たくさんの人に食べてもらい、ジビエをもっと身近に感じてほしい」と奔走中だ。

 財の森は昨夏に起業し、これまでにシカ肉のカツレツ、アヒージョ、カレーなどを商品化してきた。ハンバーガーはシカとイノシシの合いびき肉を使い、今春に開発。旧財部北中学校職員室を改装した「たか森カフェ」で提供を始めた。

 軽トラックを改造したキッチンカーは、代表社員の堀内加奈子さん(40)の発案で実現。7月末に県の営業許可を受け、8月中旬から財部にある県天然記念物・溝ノ口洞穴などでの販売を始めた。

 秋にはJR九州の新しい観光列車「36ぷらす3」が途中停車する大隅大川原駅にも出店する計画。堀内さんは「今は宮崎県産のジビエを使っているが、いずれは地産地消を実現したい」と意気込んでいる。

 出店場所はたか森カフェのホームページで発信する。価格はドリンクとセットで千円(税込み)。カフェ内では厚切りポテト、サラダ、スープが付いて1250円(同)で食べられる。財の森(たからべ森の学校内)=0986(28)6120。