草彅剛主演映画「ミッドナイトスワン」の世界を語り合う特番 10/3オンエア

文化放送で、草彅剛が主演した話題の映画「ミッドナイトスワン」(現在公開中)の世界を語り合う特別番組『文化放送サタデープレミアム 映画「ミッドナイトスワン」SP』を、10月3日(土)午後6時00分より放送する。

映画「ミッドナイトスワン」は、草彅剛がショーパブで舞台に立つトランスジェンダーを演じた話題作。監督は「下衆の愛」「全裸監督」など意欲作を撮り続けてきた内田英治。番組では、草彅をはじめとして、内田監督、そして出演者たちが、撮影でのエピソードを語り合いながら映画「ミッドナイトスワン」の魅力にせまる。

このほど行われた番組収録では冒頭、「ミッドナイトスワン」の舞台挨拶を終えたばかりという草彅が「僕も一応アイドルなもので舞台挨拶だと『キャー!』とか歓声が飛び交う状況に慣れてたんですけど、コロナの関係で今日は無音の中で登場しました。ただ、僕が笑い話をしてもシーンとなるのはいつものことだし、むしろ僕がスベっているのがわからないから、これはこれでよかったのかなと(笑)」と、笑いを交えながら振り返った。

その一方で、作品の世界観や演技についての話題では真剣なトークを展開。内田監督からの「最初は草彅さんとめちゃめちゃディスカッションするぞと思って意気込んで撮影に入ったんですけど、見ているうちにディスカッションしないほうがいい方なんだなと思いました」という評価に草彅は、「演技ってどうしても『やろう』としちゃうと、観ている人にも『次はこうなるのかな』とわかってしまって面白くなくなる部分があると思うんです。基本的にはその場で生み出すものがいいと思っているので、極力先のことをわかってない『無』の状態でいたいですね」と語った。

番組ではこの他にも、内田監督と音楽を担当した渋谷慶一郎から語られるクリエイター視点での制作秘話など、「ミッドナイトスワン」の魅力をたっぷりと語り合った45分となっている。

◆「ミッドナイトスワン」あらすじ

故郷の広島を離れ、東京・新宿のショーパブで働くトランスジェンダーの凪沙。そこに、育児放棄されていた親戚の娘・一果が預けられることになった。叔父だと思い訪ねてきた一果は、凪沙の姿を見て戸惑いながらも、二人の生活が始まった。自らの“性”と葛藤するなかで、孤独に生きてきた凪沙は、親の愛を知らずに生きてきた一果に、バレエの才能があることを知り、その才能を守りたいと、いつしか“母性”が芽生えていった———。

【番組概要】

●番組名:『文化放送サタデープレミアム 映画「ミッドナイトスワン」SP』

●放送日時:10月3日(土) 午後6時00分~6時45分

●出演:草彅剛、服部樹咲、真飛聖、吉村界人、内田英治(監督)、渋谷慶一郎(音楽)、武田祐子(番組MC)

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