チーム医療で集学的治療を実現

**兵庫医科大学外科学講座 肝胆膵外科
波多野 悦朗 主任教授(はたの・えつろう)**
1989年京都大学医学部卒業。米ノースカロライナ大学チャペルヒル校、
京都大学大学院医学研究科外科学講座(肝胆膵・移植外科)准教授などを経て、
2019年から現職。

教授を4年近く務めた後、2019年12月、主任教授に就任。座右の銘は、医学教育の基礎を築いたウイリアム・オスラーの言葉にある「望ましい教師は、研究に精通するだけでなく、理念を持ち、それを実行に移す覇気と活力を持つこと」。リーダーとして、医局運営にかける意気込みを聞いた。

所信表明で掲げた三つの目標

超高齢社会を迎えた今、高リスクを抱える高齢者の治療が増加している。特に肝胆膵の疾患は、手術や術後管理が容易でない。「チームで活躍できる医師を育てることが責務。そのためには、若い人にいかに魅力を感じてもらうかが先決です」と波多野主任教授は語る。

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