鳥取大学医学部 地域医療学講座 中山間地の病院と診療所 地域を診る総合医を育成

谷口 晋一 教授(たにぐち・しんいち)
1985年鳥取大学医学部卒業、同第一内科入局。
熊本大学医学部細胞遺伝部門助手、米NIH(国立衛生研究所)留学、
鳥取大学医学部病態情報内科学准教授などを経て、2010年から現職。

2020年10月に10周年を迎える鳥取大学医学部地域医療学講座。開設以来10年にわたって同講座を率いる谷口晋一教授に、地域医療学に携わるようになったきっかけ、今後の展望、この分野に求められる人材を聞く。

─地域医療学講座の特徴を。

ミッションは大きく分けて三つ。医師偏在の解消(地域枠学生の育成)、医学生全体への教育、郡部の医療支援です。講座開設から最初の数年はとにかく試行錯誤。地域枠の学生二十数人に対して地域医療体験実習のオーガナイズをするなどしていました。

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