女性初の駐長崎中国総領事を務めた劉亜明氏(57)の離任に合わせて28日、県や長崎市の職員ら約50人が同市橋口町の在長崎中国総領事館に集まり、劉氏を見送った。
中村法道知事は「多くの県民と親しく接してもらい、女性や青少年の交流にも尽力していただいた」と謝辞。田上富久市長は「日中友好の種をたくさんまいてくれた。未来に向けて大切に育てていきたい」とねぎらった。
劉氏は「長崎では懐かしい思い出ばかりで、あっという間の3年11カ月。皆さんのご厚意を永遠に心に刻み、今後のエネルギーにしたい。再会を楽しみにしている」と別れを惜み、中村知事から花束を受け取った。
劉氏は中国に一時帰国した後、駐札幌中国総領事に転任する。駐長崎総領事の後任は未定。
「厚意、心に刻む」 劉中国総領事離任 知事ら見送り
- Published
- 2020/09/29 13:30 (JST)
- Updated
- 2021/08/29 15:52 (JST)
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