ビリー・アイリッシュのドキュメンタリー、来年2月Apple TV+で公開決定

Photo: Kenneth Cappello

ビリー・アイリッシュが、ドキュメンタリー作品『Billie Eilish: The World’s a Little Blurry』を発表した。「世界は少しぼやけている」と題されたこの作品は、2021年2月に劇場とApple TV+で公開される予定となっている(日本の劇場公開は未定)。

公開された短い予告編では、幼い頃のビリーが家族のピアノで遊びまわるホームビデオの映像が映し出されており、幼い頃の彼女の音楽への傾倒がうかがえる。この映画では、18歳のシンガーソングライターが名声を得るまでの軌跡と、彼女がどのようにして現在最も人気のあるアーティストの一人になったのかが映し出される。

また『Billie Eilish: The World’s a Little Blurry』は、ビリーのデビュー・アルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』発売後のメディアの熱狂にも焦点を当て、公の場での彼女の姿や、ビリーが音楽を作り始めて以来、唯一の協力者でもあるフィニアスを含めた家族との瞬間の舞台裏を垣間見ることができる。

『Billie Eilish: The World’s a Little Blurry』は、ビル・クリントンの選挙活動を追った『The War Room』のプロデュースや「ヴォーグ」の編集長アナ・ウィンターに密着した『ファッションが教えてくれること』の監督をつとめたドキュメンタリー作家のR・J・カトラーが監督を務めている。また、Apple TV+は、最近ではビースティ・ボーイズのドキュメンタリー『BEASTIE BOYS STORY ビースティ・ボーイズ・ストーリー』を公開し、エミー賞では全5部門にノミネートされるなどミュージシャンのドキュメンタリー作品にも積極的に取り組んでいる。

ビリー・アイリッシュは昨年12月に発表された第1回Apple Music Awardsにてアルバム・オブ・ザ・イヤーやソングライター・オブ・ザ・イヤー、グローバル・アーティスト・オブ・ザ・イヤーの3部門を受賞。また、Apple MusicのBeats 1の「me & dad Radio」という番組では、彼女と父親が厳選した様々な楽曲を紹介し、二人の大好きな曲についてたっぷりと会話をしている。

Written By Larisha Paul

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