炊き出しで心身温めて 人吉、益城のボランティアが球磨村で提供

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避難所での炊き出しで、郷土料理など温かい食事を避難者に振る舞う災害支援ネットワークのメンバーたち=球磨村

 人吉市や益城町のボランティアらでつくる「災害支援ネットワーク」(本田節代表)が23日、7月の豪雨で被災した球磨村民約70人が生活する同村一勝地の球磨中の体育館などで昼食を炊き出しした。

 避難所生活のストレスを温かい食べ物で解消してもらい、配ぜんなど通じて、自立へ向けた心の準備も整えてもらおうと同村と同ネットワークが協力して実施した。

 同体育館と近くの村高齢者生活福祉センター「せせらぎ」で計100食を用意。地元のヤマメの煮付け、豆ごはんなど7品に郷土料理のつぼん汁も付けた。料理は人吉市の農村レストラン「ひまわり亭」で調理したものをキッチンカー内で温めて提供した。

 球磨中体育館に避難している同村渡の今村幸子さん(57)は「温かい食事を食べる機会が少ないので、ありがたいです」と喜んだ。本田代表は「地元の料理が被災者を元気にするのではないかと思った。みんなに笑顔になってほしい」と話した。(吉田紳一)

熊本日日新聞 2020年9月25日掲載