HiHi Jets猪狩蒼弥がA.B.C-Z塚田僚一の願いごとに物申す!? 映画「オレたち応援屋!!」大ヒット祈願!

誰かを応援する“応援屋”を営む若者たちの奮闘を描く、10月23日全国公開の映画「オレたち応援屋!!」大ヒット祈願イベントが東京・日枝神社で行われ、映画初主演を務めるA.B.C-Zの橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一のほか、小島藤子、HiHi Jets/ジャニーズJr.の井上瑞稀と猪狩蒼弥、真飛聖、監督の竹本聡志が登壇した。

まずMCに、イベント前に本殿で行われたヒット祈願に出席した感想を聞かれた河合が、「A.B.C-Zとしてはヒット祈願というものが初めてだったので…。誰か(経験がある人)います?」と登壇者全員にまんべんなく問いかけ始める。1人ずつアクリル板で仕切られており、コミュニケーションが少し難しい中、河合が“裏回し”の役割を担うことで、より円滑に進んでいったように感じた。以下、A.B.C-Zのメンバーの仲の良さ、そして、A.B.C-ZとHiHi Jetsとの先輩&後輩の愉快な関係性が垣間見えたトークを抜粋してお届けする。

――今回、巨大な絵馬に、皆さんの願いごとを記入していただきました。それぞれの願いごとと、その理由を聞かせていただきましょう。

橋本 「僕はですね、“(A.B.C-Zの)新曲『頑張れ、友よ!』2週連続トップ10に入れますように”です」

河合 「ちょっと待って。何か、謙虚すぎないかい? トップ10?」

橋本 「謙虚に言っておかないと、ここは。自信を持って、“1位になれますように”って書いてね、2位だったらちょっと恥ずかしいからね」

河合 「どうしたんだよ! 急に大人になっちゃってるじゃん(笑)」

橋本 「もちろん1位になる気は満々ですよ。作詞は江頭(2:50)さんですからね。江頭さんのためにも、“1位になりたいな”と思ってます。でも、謙虚に。あっ、もう1枚あります(と重ねてあったもう1枚の絵馬を出して)」

河合 「もう1枚っていうルールあった?」

塚田 「へへっ、欲張り!(笑)」

戸塚 「ダブルだ!」

橋本 「“ファンの皆さまとA.B.C-Zがこれからいっぱい会えますように。ロワとコアがずっと笑ってますように”ですね。まず、2020年、コロナがあって、ファンの方に前半会えてない時期が多いなと思いまして。もう我慢できないぐらい会いたいんですよ、僕は。あと、“自分の飼ってる犬のロワとコアがずっと笑ってますように”っていう」

戸塚 「僕は、“自分にピッタリのカレーを探しにインドを旅したい”」

塚田 「おぉー!」

河合 「戸塚さん、やっぱりまだカレー好きですか?」

戸塚 「そうですね、やっぱりカレーをまだまだ研究したいですし、自分にとって一番ピッタリとくるものを見つけたら、ぜひ僕のカレーの師匠である立川志らくさんにも食べていただきたいなっていう…。僕が勝手にカレーの師匠とお呼びさせていただいてるんですけど(笑)」

河合 「僕はですね、“コロナが落ち着いたら、多くの神社で御朱印を頂きたい”です。僕、今年初めて御朱印帳を買いまして…。橋本も何年か前から集めていて、僕もちょっと集めてみようと思って!」

橋本 「まねしました?」

河合 「はい、まねしました!」

橋本 「やめてください(笑)」

河合 「“ちょっと運が来るかなー”と思って! コロナが落ち着いたらはっしー(橋本)と旅行に行ってね、一緒にもらいに行きたいね」

橋本 「(淡々と)そうですね」

河合 「全然思ってないじゃん(笑)」

橋本 「これね、1人で行くのが楽しいんですよ」

河合 「遠回しにフラれました(笑)」

五関 「僕は“新曲『頑張れ、友よ!』1位獲得”」

河合 「お前はそれ行くんだね?」

五関 「そうですよ。ビックリした、最初! 橋本が紹介した時に、“新曲『頑張れ、友よ!』”までドン被りだったんですよ。“やべっ、これ同じこと書いてる”と思ったら急に謙虚に…。ダメです、こういうのは言い切らないと!」

塚田 「さすが!」

河合 「珍しいですよ。あまり自分の主張出すタイプじゃないんですけど、ずっとそういう気持ちがあったんだね?」

五関 「ありました。常に持ってます。ただ、気持ちは分かるんです。1位って言って取れなかったらカッコ悪いみたいな…。でも、やっぱり自分たちが自分たちを信じなきゃ!」

(メンバーがザワついて)

河合 「…どうした?(笑)」

塚田 「…おぉ、どうした、急に! こんな五関くん初めて!」

橋本 「初めて見たよ、こんな五関くん」

戸塚 「ヒット祈願で何かが乗り移った!? (笑)」

河合 「ねっ、何かね、変わったよね?」

五関 「自分たちが一番信じないと、やっぱり」

河合 「(井上と猪狩に)こんな五関、見たことないでしょ?」

猪狩 「今までで一番眉毛がグッとしてます(笑)」

河合 「きゃははは! 気合入ってますね~」

――それだけ気持ちが強いってことですね。

五関 「そうです!」

――全員の願いですよね。

河合 「確かに! ありがとうございます。代表していただいて…」

五関 「とんでもない。頑張ろうね!」

河合 「はい、頑張ります」

塚田 「僕は“貯金が増えますように”。最近、母親が『車、欲しいんだよね』って言い出したんですよ。それも直接じゃなくて、1年前ぐらいに『車検が近付いてきたんだよね。車、どうしようかな』って。で、また最近も、『新しい車、欲しいんだよね』って遠回しに言ってくるんですよ。それ、“僕、頑張らないと”って感じじゃないですか」

――自分のためにではなく、お母様の車のためにということでいいですか?

塚田 「そうです!」

河合 「貯まってるの? 使っちゃうじゃん、塚ちゃん(塚田)って」

塚田 「そうなんだよね。でも最近は大丈夫。結構貯まってる!」

河合 「いくら?…は、言っちゃいけないか(笑)」

塚田 「車1台分の金額の、0が1個なくなったぐらい」

河合 「…まだまだですね(笑)」

――これは、祈願というより努力で貯めていただくということで!

河合 「やっと貯金し始めたので! しかも、母親のためっていうのがすてきじゃないですか。今年で34歳になるからね。お母さんに車をプレゼント!」

塚田 「したいです!」

――続いて、井上さん。

井上 「“アカデミー賞新人俳優賞がとれますように”です」

河合 「こういうことですよね! 映画のヒット祈願で書くのは」

井上 「今年は特に、お芝居に触れる機会が多かったので、“これからもやっていきたいな”っていう思いも込めて…」

河合 「カッコいいなぁ。瑞稀、子どもの時からいろいろドラマとか出てるからね」

井上 「そうですね、ありがたいことに!」

猪狩 「僕は“一生じゃんけんに負けない能力をください”。これ、皆さん欲しくないですか? 願いごとって、ちょっと塚田さんに失礼になっちゃいますけど、自分でかなえられそうなものを書くのはもったいないじゃないですか」

塚田 「ちょっと待ってよ!」

猪狩 「絶対勝てるってすごくないですか」

塚田 「いや、でもそんな人生全然つまんないと思うよ!」

全員 「(爆笑)」

河合 「すっげー怒ってるな…(笑)。(報道陣に)ちょっとだけ付き合ってくださいね~」

猪狩 「ホントにそう思います!?」

塚田 「そういうさ、どう転ぶか分からないっていうのが面白かったりもするところもあるじゃん?」

猪狩 「いや、それはもちろん!」

橋本 「転びすぎて貯金がなくなってるからな(笑)」

塚田 「…はい、そうです。結果がこうです(笑)」

――どなたかと1回じゃんけんしてみます? アクリル板越しではありますけど!

河合 「塚ちゃんとしてみれば?」

猪狩 「いいんですか? 塚田くん、じゃんけん、めっちゃ強そうですけどね」

塚田 「最初はグー、じゃんけんポイ!」

猪狩 「どうなってます? 僕、(アクリル板の)棒でまったく見えてないです(笑)」

――パーとチョキで塚田さんの勝ちです。

猪狩 「負けたんですか、俺! じゃあもう、ただちに能力を授けていただきたい」

河合 「本当に欲しいんだなって気持ちが伝わってきた」

ほかにも、A.B.C-Zがメンバーに応援してほしいことや、少年隊への思いを語るなど、トーク番組かのごとく多彩な話題で和気あいあいと盛り上がっていた。

取材・文/四戸咲子

© 株式会社東京ニュース通信社