有村架純が往年の大女優役で「コールドケース3」ゲスト出演! 「説得力が一番心配」

有村架純と岩田剛典が、WOWOWプライムで12月5日にスタートする「連続ドラマW コールドケース3~真実の扉~」(土曜午後10:00)にゲスト出演する。

同作は世界的人気ドラマ「コールドケース」の日本版リメーク第3弾。大女優の悲恋がテーマの第3話「女優」で、有村はフランスの映画祭で主演女優賞を受賞するなど、日本を代表する大女優・貴船美沙を演じる。その美沙を陰ながら支え続ける宣伝担当・城本光晴役を岩田が務める。

第3話では工事現場で白骨遺体が発見され、神奈川県警捜査一課の女性刑事・石川百合(吉田羊)らが駆けつける。遺体は1961年に失踪した若手俳優・野口雅之であることが判明した。野口の弟・信夫が遺骨を引き取りに訪れると、失踪前日に兄が交際していたとされる銀幕の大スターであった女優・貴船美沙を「絶対に許さない」と言っていたと証言する。素行が悪かった雅之の失踪はさまざまな噂が飛び交っていたが、兄は美沙に殺されたのではないかと疑っていた。それを受けて百合たちは60 年ぶりに日本の映画界へ戻ってきた美沙の元を訪ねるがー。

有村、岩田のほか、現代の美沙を松原智恵子、献身的なマネジャーとなった現代の城本を若林豪、事件の被害者である若手俳優・野口雅之を泉澤祐希、美沙の付き人である田川久子を仁村紗和が演じる。シリーズ史上初の35ミリ白黒フィルムで撮影された世界観は圧巻で、その映像美にも注目だ。また、第4話「オルゴール」には仲村トオル、音尾琢真が出演することも発表された。

有村は「たった1話分の出演でしたが、それぐらい自分にとっては居心地の良い現場でした。過去の大女優を演じるにあたり、“説得力”が一番心配でした。当時の女優さんの佇まいは、やっぱり時代によって変化しているものですし、生き方、構え方の貫禄を出すにはどうしたらいいのかと考えました」と役作りを回想。

岩田は「劇中ではラブストーリーの要素もありましたが、現代パートにもその流れがしっかりと生きるよう、60年前の当時の城本と美沙を真摯(しんし)に描けたらいいなと思いながら演じました」と話し、有村との共演に「現場でたくさん気遣っていただき、大変演じやすかったですし、本当に優しい方だなと感じました(笑)。現場では他愛もない会話もたくさんすることができ、演じた物語は切ないものではありましたが、そのような中でも2人の空気感を反映できたのかなと思います」と手応えを得ている。

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