十八、親和の合併認可 新銀行発足 看板切り替えなど最終準備

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合併認可書を受け取った吉澤頭取(左)と森頭取(右)=長崎市、長崎財務事務所

 金融庁は30日、親和銀行(佐世保市)と十八銀行(長崎市)の合併を認可した。新銀行「十八親和銀行」への移行を翌日に控え、両行の各店舗は看板の切り替えなど最終準備に追われた。
 長崎市筑後町の長崎財務事務所で、親和銀の吉澤俊介頭取と十八銀の森拓二郎頭取が認可書を受け取った。終了後、小原広之福岡財務支局長は報道陣に「合併に伴い生じる経営資源の余力を活用し、より質の高い金融サービスを提供してほしい」と述べた。
 金融庁は銀行法に基づき審査。金融機関間の適正な競争関係を阻害する恐れがないと判断した。
 両行は夕方から全店舗で、看板や帳簿、伝票を切り替える作業を始めた。佐世保市島瀬町の親和銀本店では行員や通行人が見守る中、看板から緑色の表面がはがされ、鮮やかなピンク色に変わった。十八と親和の英語表記の頭文字「J」「S」を組み合わせたシンボルマークも現れた。
 八起幸介取締役常務執行役員佐世保本部長は「親和としてさみしいが、十八親和になるワクワク感の方が強い。新銀行の果たすべき役割は大きく、身が引き締まる思いだ」と話した。
 長崎市の田上富久市長は同日の定例会見で、地域活性化には産学官金の連携が不可欠と指摘。「金融機関ならではの情報収集力や支援力を生かして、地域の総合力を高め、新産業の芽も育てる貢献に期待したい」と述べた。

緑色の「親和銀行」の表示がピンク色の「十八親和銀行」に変わった看板=佐世保市、親和銀行本店