十八親和銀行が誕生、長崎

競合2行合併、地銀再編へ試金石

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「十八親和銀行」の誕生を記念する式典に参加した森拓二郎初代頭取(左端)と吉沢俊介会長(右端)。中央左は中村法道長崎県知事、同右はふくおかFGの柴戸隆成社長=1日午前、長崎市

 ふくおかフィナンシャルグループ(FG)傘下で、長崎県が地盤の十八銀行(長崎市)と親和銀行(同県佐世保市)が1日合併し、「十八親和銀行」の誕生を記念する式典を長崎市で開いた。菅義偉首相は地域経済の活性化に向けて地方銀行の再編も選択肢と主張しており、地銀の合併・統合が今後広がるかどうかの試金石となる。

 人口減少と日銀のマイナス金利政策の長期化で地銀を巡る経営環境は悪化を続けている。十八親和銀はシステム統合や支店の再編といった課題に加え、新型コロナウイルスの感染拡大でインバウンド(訪日外国人)消費が落ち込む中での厳しい船出となる。