30日にDFLスーパーカップが開催し、バイエルン・ミュンヘンとボルシア・ドルトムントの“デア・クラシカー”が実現した。
リーグとカップをバイエルンが制した事で、ブンデスリーガ2位フィニッシュだったドルトムントとの対戦となった今年のスーパーカップ。ドイツを代表するチーム同士の一戦は、王者が先に牙を剥く。18分に走り込んだコランタン・トリソが先制点を挙げると、32分にはアルフォンソ・デイビスのクロスからトーマス・ミュラーがヘディング弾を叩き込み、バイエルンが2点のリードを得る。
今シーズンを占うスーパーカップで結果を残したいドルトムントは、39分にユリアン・ブラントのゴールで1点を返す。すると55分、ディフェンスラインの背後に抜け出したアーリング・ハーランドがネットを揺らし、ドルトムントがスコアをタイに戻す。
激しい点の取り合いとなった激闘は試合終盤の82分、ヨシュア・キミッヒがロベルト・レバンドフスキとのパス交換で抜け出すと、右足でシュートを放つ。一度はGKに阻まれるものの、キミッヒが倒れ込みながらゴールに押し込み貴重な勝ち越し弾をゲット。バイエルンが最終スコア3-2でドルトムントを下し、スーパーカップを制覇した。