ORC後継機 今週末到着へ 11月初旬に投入見込み

 オリエンタルエアブリッジ(ORC)が今春予定していた機体1機の更新が新型コロナウイルスの影響で遅れていた問題で、後継機が今週末にロシア経由で長崎空港(大村市)に到着する見通しとなったことが30日、分かった。到着後、必要な手続きや整備などを実施し、11月初めには定期便に投入できる見込み。
 県によると、同社は保有するボンバルディア機「DHC-8-200」2機のうち1機を今春退役させ、カナダから中古機1機の導入を計画。当初はカナダから太平洋ルートで輸送する予定だったが、経由するマーシャル諸島の入国が制限されたことなどから同ルートを断念。ロシアルートに変更したという。
 後継機の導入により、現在影響を受けている長崎-壱岐線や長崎-対馬線は正常ダイヤに戻る予定。

 


© 株式会社長崎新聞社