洋上風力の専門人材育成「長崎海洋アカデミー」開講 長崎大学内

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 洋上風力発電など海洋エネルギー開発の専門人材を育成する「長崎海洋アカデミー」が1日、長崎市文教町の長崎大で開講する。オープニングセレモニーが9月30日、同大であった。専門人材は全国的に不足しており、5年間で延べ1600人の育成を目指す。
 同アカデミーは「アジア初」の海洋エネルギー人材育成機関をうたい、NPO法人長崎海洋産業クラスター形成推進協議会(坂井俊之理事長)が運営。当初2年間の事業費は日本財団と県、長崎大、長崎総合科学大、同協議会が拠出する。
 社会人が対象でカリキュラムは総論、事業開発、認証・保険・ファイナンスなど5コース。先進国オランダの教育機関と連携し、欧州のノウハウも提供する。講義は13日に始まり、新型コロナウイルス感染防止のため、年内はオンラインで開催する。
 セレモニーには日本財団の海野光行常務理事、中村法道知事、長崎大の河野茂学長、長崎総合科学大の池上国広学長らが出席。
 坂井理事長は「県内、全国の企業の方に長崎に来てもらい、洋上風力に関する知識の習得や機器の開発、全国の企業の方とのネットワーク構築に貢献できるようアカデミーの運営に努めたい」と抱負を述べた。