国会は23日開会、8日の与野党国対委で会期等

 立憲民主党の安住淳国対委員長は30日、自民党の森山裕国対委員長との会談後、記者会見し、10月7日に衆院内閣委員会、8日に参院内閣委員会を開き、閉会中審査を行うことになったと語るとともに、23日から臨時国会が始まるとの見方を示したうえで、会期については8日の与野党国対委員長会談(自身と森山氏との会談)で臨時国会に提出する法案内容や会期幅について正式に話し合うことになると語った。

 また、国会開会前に菅義偉総理の外遊が言われていることについては国会で所信表明演説を行い、質疑をこなして、国民に自分がどのような基本姿勢で国のかじ取りをしていくのかを示したうえでの外遊がよいのでは、との考えを森山氏に伝えた旨を語った。

 このほか、自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が性暴力被害を巡り「女性はいくらでもウソをつけます」などと発言したことについて(杉田議員は発言を否定)、「被害者から見れば、これはもう看過できない発言だ」とし「国会議員として品位にかかわる問題でもあり、所属政党としてきちっとした対応を」求めたとした。

自民党の下村博文政調会長は杉田議員を呼び出し、事情を聴いたうえで「真意が伝わる説明をするように」と注意した。ただ、下村氏は杉田議員が問題の発言を認めたかどうかについては明かしていない。杉田議員は「丁寧な、より真意が伝わる説明をするようにと注意されたので、(自身の)ブログでしっかりと書いていきたい(説明していく)」とした。30日22時現在、この件に関する説明はブログにはアップされていない。(編集担当:森高龍二)

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