テレビ朝日ほかで10月にスタートする連続ドラマ「マリーミー！」（テレビ朝日＝10月3日スタート 土曜深夜2：30。ABCテレビ＝10月4日スタート 日曜午後11：25）で地上波連続ドラマ初主演を務める久間田琳加と、共に初々しい夫婦を演じる瀬戸利樹によるオンライン会見が行われ、それぞれの役どころや見どころなどを語った。
ドラマは、夕希実久氏による同名の電子コミックサービス・LINEマンガが原作。海外でも配信され、累計2.7億PVを超える大人気作だ。架空の法律「ニート保護法」の下、強制的に結婚することになった“ニート”の主人公・沢本陽茉梨（久間田）とエリート国家公務員・秋保心（瀬戸）が徐々に心開き、家族になっていく模様を描き、キスより先に結婚した2人の“ホワキュン”ラブストーリーが展開する。
オンライン会見では、2人が新郎新婦のようにタキシードとドレス姿で登場し、結婚披露宴の高砂席を模した会見席に着席。久間田は「今回は“ホワキュン”がテーマになっていて、第1話だと国家公務員の心とすごく厚い壁があるんですけど、話数を重ねることによってキュンキュンがどんどん加速していって、そのキュンを瀬戸さんと、どういうふうにしていったら視聴者の皆さんに楽しんでいただけるかなというところを模索しながら撮影したので、そこをぜひ見ていただきたいです」と自身も胸キュンしたと明かす見どころを紹介。
瀬戸は「ニートと国家公務員。普通だったら、なかなか絡むことのない2人が、結婚生活を経て、どういうふうに距離を縮めていくのかというのは見どころだと思います。あとは、僕らの脇を固めてくださるキャストの皆さんが、ちょっと癖のある役を演じていらっしゃるので、そこも注目してほしいなと思います」と個性的な共演者にも触れた。
続いて、役どころと出演が決まった時の感想を久間田は「沢本陽茉梨はニートなんですけれど、強制結婚をすることになって、秋保心と結婚することになって、本来の陽茉梨ちゃんの明るさを取り戻していくというか、結婚して2人がどんどん成長していくんですよね。成長してニートじゃなくなっていく陽茉梨ちゃんを、ぜひ皆さんに見ていただきたいですね。私は、今回ドラマ初出演ということなんですけど、本当にこの作品が自分の成長にもつながったというか、いろんな発見がありました」と、主人公の成長が自分自身に影響を及ぼしたことを明かした。
瀬戸は「キャスティングされて、最初、ニートと国家公務員ということを聞いて、自分自身ニートの役の方なのかなと思っていたんですけど『どっちだと思う？』っていうふうに言われまして、『あ、ニートですか？』って言ったら、国家公務員だと言われて『ちょっと頑張らないといけないな』と、国家公務員についてもいろいろ勉強しましたし、たくさん気合を入れて臨みました」と前向きに、役づくりに取り組んだようだ。
そして、お互いに初めて会った時の印象については、久間田が「クールな印象でした。あまりおしゃべりとかしないタイプなのかなって思ってましたね」と話すと、瀬戸も「同じく、ちょっとクールなのかなというか、お話もあまりされない方なのかなっていうふうには思ってましたね」と、当初はお互いにクールだなと思っていたという。
だが、実際には「メチャメチャおちゃめでした（笑）。すごく笑顔いっぱいで、元気いっぱいでしたね」と瀬戸が話すと、久間田は「（初対面の時）私、すごく緊張してて、前日は確か2時間しか寝ていなくて。それぐらい緊張してたからだったかもしれないです。本読みの時に一度お会いしていたんですけど、そこではお話してないですもんね」」と瀬戸に振ると、「一言もしゃべってないんですよ。台本のセリフ交換はしていたんですけど、私語は全くしゃべってないんで、たぶん、その印象から始まっているんです。僕らは」と瀬戸も同調。続けて、久間田は「ちょっと探り探りのところは、ありましたね（笑）。第1話の時は、見ず知らずの男の人が家にやって来るっていうところで、ドラマも結構順撮りだったので、その思いは役に反映できたのかなって思います」と振り返った。
また、自身の結婚願望について、瀬戸は「結婚については、全くしないものだと思っています。今のところは。いろいろ聞いてると難しそうだなと思って。例えば、トイレ。基本的には一つじゃないですか。自分が入りたい時に入られてたら、ちょっとな、とか考えてたら結婚できるかな？って思っちゃって（笑）」と述べると、それを聞いていた久間田は爆笑。
さらに、瀬戸は「でも『マリーミー！』を通して、いろんな愛の形があるなと思いましたので、結婚の未来が見えました。ちゃんと最愛の人に出会いたいなという気持ちになりました。たぶん、今まで出会ってないから、そういうふうな考えだったのかもしれないので、これから出会いたいなと思いましたね」とポジティブに言うと、久間田も「今まで結婚ということを考えたことがなかったというか、随分先の話かもしれないと思っていて考えてなかったんですけど、この作品を通して、結婚したくなりました」と打ち明け、2人ともドラマを通じて結婚観に変化が生じたようだ。
最後には、瀬戸が「この作品を見ていろんな形の愛があって、その中で、最愛の人に対する思いだったりとか、そういう気持ちを再確認できるような、発見ができるような作品になってると思いますので、ぜひ見て、心が温まってホワキュンしてほしいなと思います」とアピール。
久間田は「この作品を通して、演じていた私たちが結婚したくなったという変化があったのと同じで、見てくださる皆さんも本当に結婚したいなって思える作品になっていると思うので、今、付き合ってる方がいる人はそうですし。あとは恋愛だけでなくて、家族のホッコリとしたお話も詰まっているので、そこにも注目して皆さん大切な方と見ていただきたいなと思います」とメッセージを送り、会見を締めくくった。
