札幌市民ご用達の焼肉店「徳寿」。札幌市内を車で走っていると、必ずどこかで目にしているのではないでしょうか?
まるで、カフェに来ているかのようなくつろぎ感覚が魅力!店内は天井が広く、開放感のあるつくりになっています。
今回は、そんな徳寿の魅力をたっぷりとお伝えします!
コンセプトの違うインテリアがあきさせない!店舗ごとに個性ある内観をチョイス
現在は、札幌を中心に14店舗展開する焼肉の一大チェーンとなった徳寿ですが、1979年に札幌東区で創業し、始めは小さな焼き肉店からのスタートでした。
福住店は北欧の街をイメージしたインテリアが特徴。
「店舗だけは個性があって、ひとつひとつの店に顔があってもいい」と社長の高木勉さんが語るように、店舗によって内装のコンセプトが違うんです!
各店舗の内装にそれぞれ個性を出しているので、用途に合わせてお店を選んだり、新鮮な気持ちで何度も利用することができるんですね。
人気メニューはこれ!タレがあってこその完成品をあじわって
一番人気は、おいしそうな脂が入った「和牛炙りカルビ」♡
ロースターで5秒炙って食べる、ジューシーで柔らかい和牛カルビのおいしさを堪能できる一品です。
同じカルビでも、赤身と脂身のバランスを見て、部位によって肉の厚さを変えて提供するのが徳寿のこだわり!
女性がひと口で食べられる大きさにするため、肉は大きいまま、厚さは薄めに調整しているそう。
スライスする肉は機械で厚さを調整し、さらに定規で確認しています。
タレ付きの状態で焼いてからさらにたっぷりとタレをつけてあじわえるよう、つけダレは薄めに作られています。
うす味のもみダレとさっぱりとしたつけダレがミックスされることで、最高のあじわいが完成するんですね♪
じつはこのつけダレ、創業からの42年間で100回は変わっているんですって。
それは、時の移り変わりの中で変わっていく人の味覚に合わせ、徳寿のタレも変化させているというから驚きです★
23歳の時にホルモン焼きのお店を開業した高木社長ですが、当時は料理に関して全くの素人でした。
しかし、あるお客さんから「こんなまずいユッケジャンスープ食べたことがない」と叱られたことがきっかけで、「次回は必ずおいしいものを作りますから」と約束し、料理本を読み漁ったり他店の料理人にコツを聞きに行ったりと、ここから味への追求がはじまりました。
独学で調理を覚えてきたからこそ、「味の師匠はお客様」なのだといいます。
「ネギ塩タン」も、徳寿のものは他とちょっと違いますよ!
まぶしたネギがこぼれ落ちないよう、ネギをタンで包んだ状態で提供されているんです♪
ネギをタンで巻くことで、ネギも一緒に蒸し焼きにして食べられるよう計算されているんですね。
レモン汁をつけてさっぱりといただきましょう♡
脇役だからと侮れない!?本場韓国の味を通実に再現したキムチとスンドゥブ
脇役のキムチだってとっても本格的!隠し味に生牡蠣を使い、社長のお母さんのレシピを42年間でアレンジを加えながら、創業当時から手作りしているんですって!
キムチと同様、本場の味にこだわっているのが、和牛のスジを使用した「コク旨 牛すじスンドゥブ」。
見た目の色よりやさしいあじわいで、牛骨スープとハチの巣のコクとうま味が溶け込んだ、隠れた人気メニューなんですよ♡
ご飯を浸し、スープをしみ込ませて食べるのもよし♪
いつか世界に誇れる和牛を…♪白老町で進む「徳寿ファーム」の計画
「世界に誇れる和牛を作りたい」との思いから、白老町にグループの牧場を経営している徳寿。
今後は、その牧場内に200席の牧場レストランをオープンさせる計画もあるんですって☆
並行して、イチゴハウスやアスパラ、ニンニクなどの農園も同時に進行していきます。
焼肉店の枠を超えて進化を続ける、徳寿のこれからにも注目です。
【焼肉徳寿 福住店】
住所:札幌市豊平区福住1条1丁目