お店においでよ。乾杯から始まるLGBTQコミュニケーション。コロナ禍で安心できる人や場所との「つながり」をーー。

新型コロナと生きる新しい生活様式が少しずつではあるが定着し、感染予防対策を実施した飲食店などの営業もいよいよ本格的に再開しはじめている。Go Toトラベルキャンペーンでは東京も対象となり、Go Toイートもスタート。

そんな中で、5月11日〜6月14日に任意団体『プライドハウス東京』コンソーシアムが実施したアンケート調査「LGBTQ Youth TODAY」では、安心できる人や場所との「つながり」が弱くなってしまったこと、無理解な家族とのステイホームのつらさ、新生活や進路・就活への不安、失業などの現状が明らかとなっていました。

長期化するコロナ禍では今もなお、不安やストレスを抱える人は少なくはなく、うつ症状や自殺増加も懸念され、心身の健康を維持することが大切となっています。もし不安があれば一人で抱え込まず、相談窓口や安心して話せる人、またバーやクラブに出かけてみることもオススメです。

乾杯から始まるLGBTQコミュニケーションは、同じ仲間とのつながりが感じられる大切な心の拠りどころのひとつ。オンラインだけでは足りないものをぜひ、自分の住む近くのLGBTQエリアで見つけてみてはいかがでしょうか?
そして、まだまだ油断できない状況の中ではありますので、各地域の感染症対策ガイドに基づき、感染リスク対策を心がけた上で、出かけましょう。

イラスト/松本ゆうす Twitter@youth_matsu
記事制作/newTOKYO

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