レッズ終戦 ブレーブスが2試合連続完封で地区シリーズへ

【レッズ0-5ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

ブレーブスは先発した新人右腕イアン・アンダーソンが6回2安打無失点の好投を見せ、3人のリリーバーも各1イニングをパーフェクト。レッズ打線を2試合連続でシャットアウトし、2連勝で地区シリーズ進出を決めた。ブレーブスがポストシーズンのシリーズを突破したのは2001年の地区シリーズ以来19年ぶりとなった。

レッズがルイス・カスティーヨ、ブレーブスがアンダーソンの先発で始まった一戦は、レッズが2回表二死満塁のチャンスで無得点に終わるなど、両軍無得点のまま5回裏に突入。ブレーブスは5回裏二死一塁からロナルド・アクーニャJr.が左中間を真っ二つに破るタイムリー二塁打を放ち、1点を先制した。

6回表をアンダーソン、7回表を2番手のウィル・スミス、8回表を3番手のクリス・マーティンが三者凡退に抑えると、8回裏にレッズ3番手のライセル・イグレシアスを攻め、マーセル・オズーナの1号2ランとアダム・デュバルの1号2ランで4点を追加。4番手のマーク・マランソンが9回表のレッズの攻撃を三者凡退に抑え、地区シリーズ進出が決定した。

レッズはポストシーズン初戦から22イニング連続無得点となり、歴代ワースト記録を更新。レギュラーシーズン中の貧打をポストシーズンでもそのまま引きずり、1点も取れないまま敗退が決まった。

勝利投手はアンダーソン(1勝0敗)、敗戦投手は6回途中6安打1失点のカスティーヨ(0勝1敗)。なお、「1番・レフト」で先発出場したレッズの秋山翔吾は、レフトフライ、ライトフライ、空振り三振、セカンドゴロで4打数ノーヒットだった。

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