ホームベースの形、ニューパターで好スコア…上田桃子がメジャー初タイトル奪取へ好発進

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◆日本女子オープン選手権第1日(1日・福岡県ザ・クラシックGC=6761ヤード、パー72)

国内メジャー初制覇を目指す上田桃子が5バーディー、1ボギーの4アンダーで、原英莉花とともに首位と4打差の3位につけた。ツアー2勝のイ・ナリ(韓国)がボギーなしの8バーディーで64をマークし、首位。パー72の大会最少スコアに並んだ。22歳の小祝さくらが2打差の2位につけた。

大相撲秋場所で熊本県出身力士として初の優勝を果たし、大関昇進を決めた正代に続けとばかり、日米ツアー通算15勝を誇る上田がメジャー初タイトル奪取に向けて好発進。5バーディー、1ボギーの4アンダーで3位タイにつけた。

インスタートの12番ロングでバーディーを奪うと、続く13番ショートは右に外して、20ヤードのアプローチを残した。「寄ったらラッキーと思ったら、コロッと入った」と連続バーディーだ。

16番ミドルは右の林に入れてボギーとしたが、直後の17番ショートで1・5メートルに付けてバーディー。後半も5番ミドルで1メートル、8番ロングも1メートルに付けてバーディーを重ねた。

「ショット的には良くなかったんですが、結果的には1メートルに付けたりできて、良かったぽいのかな。ショットが良い時は予選に落ちるし、良くない時はいい結果が出るし、不思議な気分です」

好スコアにつながったのは、ニューパターだという。これまでのピンタイプから、「ホームベースの形をしたマレットタイプ」に代えたところ、「すごくフィーリングが良かった」と話す。

2007年に史上最年少の21歳で賞金女王に輝いた上田だが、34歳となった現在までメジャータイトルには縁がない。それだけに「メジャーで優勝した人は実力がある選手ばかり。私もその中に名前を残したいですね」と力を込めた。

同じ熊本県出身の正代の快挙に、知り合いではないが「うれしかったです。(地震や水害の被災地の)熊本の人が元気になるということで、すごく良かったですね」と大きな刺激を受けた。地元九州での大会で、熊本県人による2週連続の朗報を故郷に届ける。 (野口智弘)