ソフトバンク栗原が3試合連続長打、デスパ不在の打線引っ張る…9月の打率は1割6分7厘

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◆楽天1-4ソフトバンク(1日、楽天生命パーク宮城)

栗原が3試合連続長打となる同点の二塁打を放った。1点を追う7回1死一塁で松井のスライダーを捉えた打球が右中間を真っ二つに破った。「つなぐ意識をもって打ちにいった。石川さんが頑張っていたので追い付けて良かった」。本塁への送球間に抜け目なく三塁に進むと、続く甲斐のスクイズで決勝のホームに頭から滑り込んだ。

悔しさをばねに再び上昇気流に乗ろうとしている。9月26日のロッテ戦で開幕からの連続スタメン出場が84試合でストップしたが、「ベンチからの景色を改めて見て、もう一回やってやるぞと感じた」と下を向かずにチャンスを待ち続けた。3試合ぶりの先発出場となった同29日の楽天戦で決勝の3ランを放つと、翌30日も二塁打をマーク。9月は打率1割6分7厘、1本塁打、6打点と苦しんだが、もう過去の話。勝負の10月は好発進だ。

たくましさを増した若武者に工藤監督も「あの場面で本当にいいヒットを打ってくれた」と目を細めた。デスパイネ不在の打線を復調した24歳が引っ張る。 (長浜幸治)