地元「藩」愛、食べて育てて 「日本最後の城」弁当やスイーツ、400年祝う

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園部城の三重櫓をイメージした弁当(提供写真)

 2019年の園部藩立藩400年で盛り上がった地域の歴史に対する関心を今後も高めていこうと、お膝元の京都府南丹市の飲食業者が園部城や藩主の小出氏にちなんだ弁当やスイーツを売り出している。「日本最後の城」という地域資源に目を向けるきっかけを生み、地域への愛着を深めてもらう。

 同市園部町の日本料理店「津多屋」は、園部城の三重櫓(やぐら)をイメージした弁当箱に出石そばと天ぷらを詰めた「園部城弁当」(写真、1700円)の販売を予約制で始めた。小出氏が兵庫県豊岡市の出石藩出身であるのにちなんだ。子持ちアユなど、季節感のある食材を生かした前菜を加えた2300円のタイプもある。

 南丹市園部町の「町家割烹(かっぽう) 吉勝」は、小出氏の家紋をあしらった升で抹茶ティラミスを味わうスイーツを販売し、好評を博す。升は、鎧(よろい)を納める鎧櫃(びつ)をイメージしており、歴史好きを喜ばせる。