今年度のグッドデザイン賞 福島県関係10件受賞

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グッドデザイン・ベスト100に選ばれた「大師堂住宅団地」

 日本デザイン振興会は二〇二〇(令和二)年度のグッドデザイン賞を発表した。全国で千三百九十五件、福島県関係は十件が受賞した。このうち、特に優れた作品を選んだトップ100の「グッドデザイン・ベスト100」に、飯舘村の災害公営住宅「大師堂住宅団地」が選ばれた。福島民報社の新聞広告「おくる福島民報2019」、ラジオ福島と共同で実施した「夜の避難訓練」などを含む防災啓発活動「まさかを無くす防災アクション」がグッドデザイン賞に入った。

 ベスト100は「グッドデザイン大賞」など特別賞の対象となる。特別賞は三十日に決定する。

 大師堂住宅団地は木造の仮設住宅を再利用し、東京電力福島第一原発事故に伴う避難者向けの災害公営住宅として整備した。審査員からは、「設計も緻密かつ丁寧に行われていて素晴らしいが、何よりも資材循環の実現が社会的意義が大きい」などと評価した。南会津町のはりゅうウッドスタジオ、南相馬市の関場建設などが携わった。

 福島県関係のその他の受賞は次の通り。

 ▽漆器「めぐる」(会津若松市・漆とロックなど)▽めん棒「空洞メイプルめん棒」(会津若松市・中村豊蔵商店)▽放送局「福島テレビ本社」(福島市・福島テレビなど)▽復興交流施設「葛尾村復興交流館『あぜりあ』の計画・設計・運営に関わる一連の活動」(葛尾村、郡山市・日大工学部浦部智義研究室、NPO法人福島住まい・まちづくりネットワーク、南会津町・はりゅうウッドスタジオ)▽あなたを家で独りにさせないカレー屋「with curry(ウィズ カレー)」(郡山市・エフライフ)▽福島の蔵元と乾杯する日本酒と肴の定期便「fukunomo」(郡山市・エフライフ)▽日本酒「soma」(南相馬市・豊田農園)

グッドデザイン賞を受賞した「おくる福島民報2019」
グッドデザイン賞を受けた「まさかを無くす防災アクション」