ヒートが野戦病院化 足底筋膜炎のゴラン・ドラギッチ、頚部痛のバム・アデバヨは第2戦の出場が「疑わしい」

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マイアミ・ヒートは、9月30日(日本時間10月1日)に行われたロサンゼルス・レイカーズとのNBAファイナル第1戦で98-116と大敗を喫した。大事な初戦を落としたこと以上に、主力に負傷者が続出して“野戦病院”と化し、シリーズに暗雲が立ち込めている。

最も痛いのは、ファイナルまでの15試合でチームトップの平均20.9得点、4.7アシストを記録していた司令塔ゴラン・ゴラギッチの離脱だ。第2Q(クォーター)残り9分8秒にレイカーズのラジョン・ロンド相手にポンプフェイクを入れた際に左足裏を負傷。その後しばらくはプレイを続けたが、後半はコートに戻らなかった。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、左足の足底筋膜断裂と診断されたという。

足底筋膜断裂(足底筋膜炎)は激しい痛みを伴い、悪化すれば長引く可能性もある故障。ただ、まったく動けないわけではないため、ウォジナロウスキー記者は「ドラギッチはNBAファイナル中の復帰の可能性を除外していない」と伝えた。

さらにインサイドの要であるバム・アデバヨも、第3Q途中にオフェンシブ・リバウンドに飛んだ際に左肩付近を負傷。ボストン・セルティックスとのカンファレンス決勝でも左手首から腕にかけて痛めており、その後はプレイせず、21分間の出場で8得点、4リバウンドに終わった。試合後のMRI検査では、頚部(けいぶ)痛と診断されたと『ESPN』は報じている。

不幸中の幸いだったのは、前半終了間際にドライブした際、左足首を捻挫したエースのジミー・バトラーが大事には至らなかったこと。痛みで表情をゆがめるシーンもあったが、最後までプレイしてチームトップの23得点、5アシスト、2スティールと意地を見せた。試合後の会見では、「少し痛みはある」と明かしつつも、「治療を受ければ問題ない。次の試合にも出場できるように準備しないといけない。明日の状態次第だけれど、大丈夫だと思う」と気丈に語った。

試合から一夜明けた10月1日(同2日)、ヒートは最新の故障者レポートでドラギッチとアデバヨが「Out(欠場)」「Doubtful(疑わしい)」「Questionable(不確か)」「Probable(出場の可能性あり)」「Available(出場)」と5段階あるステータスの中で、出場率25%程度とされる「Doubtful」とした。

ドラギッチとアデバヨの2人を欠く可能性が高いヒートは、10月2日(同3日)の第2戦でレイカーズにどのように立ち向かうのか。エリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)の手腕が鍵を握ることになる。

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