アユと「柑味鮎」が数量限定・特別価格に 椹野川漁業協同組合が「コロナ・0(ゼロ)セール」 10月31日まで

▲柑橘系の風味を持つ「柑味鮎」

 椹野川漁業組合(山口市平井、TEL083-922-3537)で、10月31日まで「コロナ・0(ゼロ)セール」が開催中だ。コロナ禍により6月の「ふしの川あゆの日まつり」と9月の「ふしの川漁協まつり」が中止となったことから企画されたもので、2イベントで出荷予定だったアユおよび「柑味鮎」が特別価格で販売されている。

 柑味鮎は、山口大学と同漁協が2012年に共同開発した「フルーツフィッシュ」。餌の影響を受けて独特の香りを持つため「香魚」とも呼ばれるアユの特性に着目し、ミカンの皮の抽出物を餌として育てたもので、見た目は普通のアユだが食べると口の中に柑橘系のさわやかな香りが広がる。

 用意された商品は、A(柑味鮎140尾・業務用14尾/kg×10箱)2万1600円が405ケース、B(柑味鮎10尾)1620円とC(アユ10尾)1080円が各567ケース。各商品5670(コロナ・ゼロ)尾の数量限定だ。いずれも冷凍で、送料は別途必要。

 注文方法は、同漁協ウェブサイト(https://fushinogawa.jp/)から注文用紙を入手し、必要事項を明記のうえメール(fusinor@mocha.ocn.ne.jp)またはファクス(083-932-0121)で送信する。来店の場合は、事前に電話等で注文を完了しておくこと。

 「おかげ様で、たくさんの注文をいただいている。今年はイベントができなかったが、来年の開催を目指して頑張っていきたい」と同漁協の田中実業務部長。

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