ヤマネコ祭2020 存在や現状 楽しく学ぶ

ワークショップで作るツシマヤマネコのお面やマスクなど(福岡市動物園提供)

 福岡市動物園(中央区)は、8日の「ツシマヤマネコの日」にちなみ、10月の週末を中心に、ツシマヤマネコの存在や現状を広く知ってもらう啓発イベントを開く。
 同園は、国天然記念物であるツシマヤマネコの飼育、繁殖に取り組んでいる。イベントでは、飼育員が同園で暮らすツシマヤマネコを紹介し、飼育の裏話を語る特別ガイドや、体の模様を巾着に描いたり、透明のマスクにツシマヤマネコの口元を表現したシールを貼ったりする、さまざまな制作メニューを用意。楽しみながら学べるよう工夫している。
 生態などを伝えるパネル展は1~31日に開き、31日のハロウィーンにはツシマヤマネコのお面への色付けも予定している。
 月曜休園。同園総合案内所(電092.531.1968)

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