カラバオカップ４回戦が１日に行われ、アーセナルとリバプールのビッグマッチが実現した。
直近のプレミアリーグで対戦し、リバプールが勝利を収めた同カード。両チームとも前回対戦から大きく選手を入れ替え、リバプールは南野拓実がスタメンに名を連ねた。試合を有利に進めたのはホームのリバプール。前半終了間際には、ディオゴ・ジョッタのシュートのこぼれ球に反応した南野が押し込むも、クロスバーを直撃しスコアレスで試合を折り返す。
後半に入ってもリバプール優位は変わらず、フィルジル・ファン・ダイクやマルコ・グルイッチ、ジョッタが決定的なシュートを狙うものの、アーセナルの守護神ベルント・レノがビッグセーブを連発。結局、90分では決着がつかず勝負の行方はPK戦に委ねられた。
先攻リバプールは３人目南野まで成功すると、アーセナル３人目のモハメド・エルネニーが失敗。それでもディボック・オリギのシュートをレノが完璧に読み切ってサドンデスに突入する。数多のシュートを抑えるレノは鉄壁と化し、６人目のショットを完璧にセーブ。後攻アーセナル６人目ジョー・ウィロックが成功し、PKスコア5-4でガナーズがベスト８進出を果たした。
