秋の交通安全運動期間 長崎県内 事故死者2人、飲酒運転も増

 長崎県警は1日、秋の全国交通安全運動(9月21~30日)の実施結果を発表した。交通事故による死者は2人(前年比2人増)、事故は89件(同23件減)、負傷者は123人(同14人減)だった。
 飲酒運転による事故は2件(同1件増)で負傷者が3人(同1人増)だった。ひき逃げも2件発生。
 交通違反の摘発総数は2506件(同223件減)で、速度違反576件(同104件減)、信号無視144件(同13件減)。無免許運転は7件、飲酒運転は10件で、いずれも前年より2件増えた。
 県警交通企画課は「一番重大な死亡事故があったので対策をしていかなければ。これから暗くなるのが早くなり、お酒を飲む機会も増えるので、特に夕方の事故防止や飲酒運転根絶に力を入れる」としている。

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