【MLB WCシリーズ】カーショー、圧巻の8回3安打13K無失点でPO通算10勝目 ド軍地区シリーズ進出決定

ブルワーズ戦に先発したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:AP】

カーショーはこの試合までポストシーズンで35試合に登板し9勝11敗、防御率4.43

■ドジャース 3-0 ブルワーズ(WCシリーズ・2日・ロサンゼルス)

ドジャースのクレイトン・カーショー投手が1日(日本時間2日)、ブルワーズとのワイルドカードシリーズ第2戦に先発し8回3安打13奪三振、無失点の快投でポストシーズン通算10勝目をマーク。チームは3-0で勝利し地区シリーズ進出を決めた。

エース左腕が圧巻の投球を見せチームを地区シリーズに導いた。初回に2三振を奪い無失点で切り抜けると2回は3者凡退。その後は6回にガルシア、イエリッチ、ジャーコを3者三振に仕留めるなど奪三振ショーを披露し8回3安打13奪三振無失点の快投だった。

打線は5回にバーンズが中前適時打、ベッツの2点タイムリー二塁打が飛び出し3点を先制。援護を受けたカーショーが8回まで無失点の快投を見せ、最後は右腕グラテロルが締め勝利を手にした。

この試合までカーショーはポストシーズンで35試合に登板し9勝11敗、防御率4.43と短期決戦で実力を発揮できないことが指摘されていた。今季はレギュラーシーズンで10試合に登板し6勝2敗、防御率2.16と好成績を残し、その勢いをワイルドカードゲームでもいかんなく発揮した形となった。(Full-Count編集部)

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