市消滅の危機をどうする?羽咋市長選は新人2名の一騎打ち!

9月27日に告示された羽咋市長選には、岸博一(きし・ひろいち)氏(65)、備後克則(びんご・かつのり)氏(64)の無所属新人の2名が立候補しました。投開票は10月4日に行われます。

今回は子育て環境、高齢者福祉、中心市街地の活性化などの課題に対する政策が争点と考えられます。

市消滅の危機を乗り越えるため、確かな政策で未来をひらこう

岸氏は羽咋市出身、明治大学法学部卒業。羽咋市に入庁し、羽咋市企画財政課長、羽咋市教育次長、羽咋郡市広域圏事務組合事務局長、羽咋郡市建設資材協同組合事務局長を歴任しました。2017年の市議選で初当選し1期務めました。市長選は2016年に続く2度目となります。

岸氏は以下の政策を掲げました。

◎在宅介護の負担を軽減
在宅介護の支援策の整備、健康寿命を延ばすための取り組みの実施

◎若者が住みやすい環境づくり
通勤、通学に便利な駅周辺を若者向けの住宅地として整備し、JR七尾線の活用を促進

◎女性ファーストのまちづくり
妊婦の遠隔診療、出産期タクシー助成制度の創設、女性が働きやすく働きたくなる環境創り

◎道路整備による経済活性化
国道159号線羽咋道路と415号羽咋バイパスの早期整備により観光振興や防災を充実

◎「子育て」と「教育」の支援
「子育て基金」を創設し、子育てや教育の支援を拡充

◎災害に負けないインフラ整備
市民の安全安心確保のため、河川の改修や道路整備により災害に対応できるインフラ整備を行う

◎コロナ禍への力強い対応
市民の安全確保のため万全な対策を講じ、地域の農水産業や商工業などへの支援を拡充

羽咋市の未来のために、粉骨砕身で政策に取り組みたい

備後氏は羽咋市出身、石川県立羽咋高等学校卒業。羽咋市に入庁し、市環境安全課長、市企画財政課長、市総務部長、市参事、副市長を歴任。昨年に羽咋まちづくり株式会社参事に就任し、今年1月から同専務取締役を務めています。

備後氏は以下の政策を掲げました。

【政策1】子育てに適したまちを目指します!
①市内に住み金沢エリア等に通勤する人たちを対象に通勤費の助成を拡大します。
②若い世帯に重点を置き、定住の促進を図ります
③給食費の無償化拡大など子育て世帯への負担軽減策を講じます
④出産・育児・教育・医療の分野で総合的な支援を行います

【政策2】高齢者が安心して暮らせるまちを目指します!
①「るんるんバス」に加え「乗合タクシー」などを新設します
②健康寿命を延ばし、地域で支え合う体制づくりを進めます
③「市民協働」を進めるため、町会などの活動費を増やします
④地域活動を支援する専門員を市役所に置きます

【政策3】自然も経済も持続可能なまちを目指します!
①地域商社機能を強化し、道の駅発の「地産外商」で地域経済に活力を呼び込みます
②ふるさと納税を活用し、独自の財源を確保します
③積極的な情報発信で交流人口を増やします
④安全を確保し安心して暮らせる防災のまちをつくります
⑤不断に行革を進め、市民に寄り添い、持続可能な財政運営に努めます

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