「若者の投票率を80%にしたい!」三田市議選プロジェクト(NO YOUTH NO JAPAN)

こんにちは!NO YOUTH NO JAPANです。

NO YOUTH NO JAPANは、若い世代から参加型デモクラシーを根付かせるために、政治や社会について分かりやすく発信しています。

さて、今週末の10月4日(日)には、兵庫県三田市において市議会議員選挙の投開票が行われます。

NO YOUTH NO JAPANでは、三田市出身のメンバーを中心に、「VOTE FOR SANDA」と題し、「若者の投票率を80%に!」を目標に掲げて、これまで様々な準備や投票啓発活動を行ってきました。本記事では、実際に行われたプロジェクトの内容を紹介し、これからの地方選挙に若者がどう関わっていけるのかについて考えるきっかけを提供したいと思います。

①選挙情報や三田市についてグラフィックでまとめたパンフレットを作成・配布

本プロジェクトで最も力を入れたのが、パンフレットの作成です。10~20代の若者にも親しみを持ってもらえるよう、グラフィックを使って選挙の基本情報や三田市についてわかりやすくまとめ、手に取ってもらいやすいデザインを心がけました。

実際に市内の高校4校にはすでに配布済みで、そのほかにも飲食店やコワーキングスペースなど、若者が多く集まる場所およそ50か所に合計1000部以上設置しています。また、パンフレットの画像データをウェブでも公開し、実物を手に入れられない人でも気軽に内容を見られる工夫もしています。

②Instagramアカウントの開設

パンフレットに掲載した内容をより広めることを目指して、VOTE FOR SANDA専用のInstagramアカウント(→こちら)も開設しました。毎日数投稿ずつ、パンフレットに記載の情報をインスタグラムのポストとして投稿することで、若者により選挙を身近に感じてもらうことを狙っています。直前には候補者アンケートも実施し、その内容も投稿で紹介しています。

③ポスターの作成

身近に選挙があることを周知するために、街の中に貼るポスターも作成しました。パンフレットの内容が気軽に見られるように画像データのQRコードをポスターにも添付し、プロジェクトの認知拡大を図っています。

④メディア出演

SNSでの発信を発端に、地元メディアに取り上げていただく機会も得ることができました。9月16日付の神戸新聞朝刊の地域面にはパンフレットの画像を大きく取り上げていただき、プロジェクトとNO YOUTH NO JAPANの紹介もしていただくことができました。また、プロジェクトリーダーで三田市出身の米田由実が自らラジオ(HONEY FM 82.2MHz)、テレビに出演(J:COMチャンネル「ジモト応援!兵庫つながるNews」)し、活動の内容について詳しく紹介できる機会もいただきました。

まとめ

今回のプロジェクトでは、事前にNO YOUTH NO JAPANのInstagramアカウントにて三田市在住の学生を募集し、プロジェクトメンバーとして一緒に活動しました。

普段はInstagramを主としたオンラインの活動が多いですが、今回のVOTE FOR SANDAプロジェクトは地域に根ざして活動を進めたことで、より身近に感じてもらえるプロジェクトとなりました。プロジェクトリーダーを務めた米田は「『地域に根ざした選挙だからこそ、わたしたちが持つ影響力も大きいのでは』と感じられたプロジェクトでした。一人でも多くの三田の若者がそれぞれの『生きたい社会』について考え、三田の未来にワクワクしながら投票に行ってほしいです」と振り返りました。

三田市議会議員選挙の投開票日は10月4日(日)です。

(文=宮坂奈津)

© 選挙ドットコム株式会社