「自己肯定感が低い」=「承認欲求が強い」?? ママ同士の身近な話題で思ったこと

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会社の同僚2人は仕事仲間でもありママ同士でもあって、お互いに子どもの小学校や保育園でのでき事、家庭学習、それに「チョット聞いてよ夫がさぁ~!」なんて話をよくします。
3人で話しているといつも出てくる言葉は『自己肯定感』。

メディアや会話でもよく見聞きする自己肯定感とは、自らの価値や存在意義を積極的に肯定する感情の事です。
正直言って、言葉の説明だけではわかるようなわからないような...
自己肯定感が高いと、何事にも前向きに取り組めることによって人生がポジティブに進むイメージ。
それでもまだ曖昧ですが、身近な話をしている中でなんとなくわかってきたのは
「考え方ひとつで気持ちも状況もポジティブに変わって、結果的に自己肯定感が高まるんだな」ということです。

自己肯定感が低くなる原因になるかも

「かわいいね。」は承認欲求?小4女子の本音は?

クラスメイトSちゃんに「かわいいね」とほめられたAちゃん。
「Sちゃんもかわいいよ」と返すと、
「どうしてそんな思ってもいないことを言うの?」と言われてしまい、困ったそうです。
SちゃんとAちゃんは保育園から一緒で、他にもAちゃんが返答に困ったのは
頑張って勉強して臨んだテストの結果が良かった時に、いつも点数を確認してくるSちゃんが言ったのは
「Aちゃんはテストの点が良くてずるい!」

いつもAちゃんのことを気にしている様子のSちゃん。
ママに褒めて欲しくてAちゃんより良いところをいっしょうけんめい探しているように私には思えてしまいました。
Sちゃんのエピソードをもっと聞いてみると、
どうやらSちゃんママはSちゃんの前でAちゃんのこと(だけ)をよく褒めるそうです。
Sちゃんママは、きっと真面目にSちゃんのことを想い、期待する部分も多いのかなあ。
それともSちゃんママ自身の承認欲求なのかなぁ。
...なんて、勝手な想像をしてしまいました。

私が読んだ記事によると、他人と比べられて育つと自己肯定感を低くする原因になるらしいです。
比べるなら過去の自分と比べると良いそうですよ。
例えば、去年よりできるようになった、さっきより上手、など。
また、ほめるのは結果ではなく過程をほめる方が自己肯定感が高まるそうです。
色がはみ出さないようにていねいに描けたね、とか足を高く上げていてカッコよかったね、などです。息子はそうすると得意になってもっとやろう、次はこうしてみようと、それまで以上に力を発揮するように思います。

「できない」が積み重なると...

先取り学習の話をしていた時の事です。
当初、私は完全に反対派でした。
先に習ってしまったら、1年生になって授業で習う時にちゃんと聞かなかったりつまらなくなってしまうと思っていたから。
それよりもとにかく遊ばせて丈夫なからだを作り、遊びの中で想像力を育み、人との関わりを学ばせたいと思っていました。

でも、ひらがなの読み書き、特に名前くらいは書けるようになった方が良いという考えになったきっかけは、先取り学習をしているママ仲間の同僚が「授業を聞く聞かないは性格もあると思うよ。1年生で既にスタートラインが違うとうちの子の場合は心配になると思って始めたよ。」という言葉でした。
確かに!
クラスのお友だちのほとんどが字を読み名前を書けるのに、息子だけ何も知らなかったら...。
息子だけ数字の概念がわかっていなかったり、時計を読めなかったりしたら...。
自分だけができないという思いが積み重なることは自信をなくし、自己肯定感を低くする原因になると思いました。

息子をみているとよくわかります。
得意な運動や大好きなブロック遊びなどはどんどん想像して工夫して発展していきますが、
あまり触れていない数字やひらがな遊びは、ママに言われたことをママと一緒にやるという感じでした。
それが何度も繰り返すうちに、「できる」とわかるとみるみる上達するし、今度はこれもやる、と自分で考えるようになってきています。

遊びで非認知能力(IQでは測れない、人間関係で必要な粘り強く頑張ったり他人を思いやったりする能力)を伸ばすことと、認知能力を伸ばすはじめの部分に触れさせる機会をつくることは、分けて考える必要はないなと思い直しました。
両方とも、遊びの延長としてすれば良いと考えが変わりました。

自己肯定感が低いと承認欲求が強いの?

ママ友にマウンティングされたからといって悩むのはなぜ?

「ママ広場」に寄稿する記事のネタが思いつかないある日。
同僚のママ仲間に「あのぅ、チョット私にマウンティングしてみてくれる?お願い!記事ネタください~。」
と、ウザいお願いをしてみたことから始まった、人はなぜマウンティングするのか、そしてマウンティングされたからといって何に悩むのか?という雑談です。
(仕事しろ...)

マウンティングとは?
本来は動物界で自分の優位性を示すために相手に馬乗りになることだそうですが、
人間関係では、自分の方が優位だと一方的に格付けし、それをアピールすることです。

ママ友同士のマウンティングであるあると言われているのは、
・子育てへの手間のかけっぷり(手作り離乳食、服、おもちゃなど)
・子どもの成績
・子どもの習い事の数
・夫の収入
・夫の家事育児
承認欲求だということはわかりますが、手作りで色々できること以外、自分自身が優れているわけではないような...

本当は自分に自信がないけれど、下には見られたくないから自分や自分を取り巻く環境がいかに素晴らしいのかをアピールすることで承認欲求を満たしたいのでしょう。
でも、マウンティングのとり合いというのは承認欲求を満たしあうというよりは打消し合うので、自己肯定感はダダ下がりですよね。
ママ友マウンティングは、その内容について「上下、優劣と捉える」かどうかで成立するしないが変わると思います。マウンティングする人とされてマウントし返したり心を病むほどに悩む人は、実のところみんな考えが同じなのかも。

自己肯定感が低いから承認欲求が強いわけではなく、承認欲求が満たされない状態が続くと自己肯定感が低くなっていくのだなぁ、きっと。
高いから優秀、低いからダメというのではなく、考え方捉え方を少し変えるだけで自分も自分を取り巻く環境も変わっていくのだな、と思いました。