スポーツ振興へ 横浜DeNAやマリノスなどタッグ

11のプロスポーツチームが参加して創設された「横浜スポーツパートナーズ」の発足式=横浜市役所

 市民スポーツの振興や地域活性化を図ろうと、横浜市は1日、横浜DeNAベイスターズや横浜F・マリノスなど市内スポーツチーム11団体で構成する「横浜スポーツパートナーズ」を創設した。各チームが連携し、市民意識の醸成を図る。

 ベイスターズなど4チームが参加した「横浜熱闘倶楽部」の活動の幅を広げようと誕生したもので、女子サッカーやフットサル、アイスホッケーなどから新たに7チームが加わった。

 同日に市役所で開かれた発足式では、林文子市長が「健康な身体や困難に負けない意志を持ち続けるにはチームスポーツが大切。(コロナ禍の)この時期に発足できて意義深い」とあいさつし、期待を寄せた。

 10日には港北区の新横浜公園で野球教室やサッカー教室など子ども向け体験教室を開くほか、選手らによる学校訪問やホームゲームへの市民招待なども今後予定しているという。

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