大正大学と淑徳大学が包括連携協定 合同フィールドワークや教職員交流へ

大正大学と淑徳大学は、教育・研究・社会貢献分野で広く連携を図り、持続可能な地域社会の実現に資する人材育成と地域社会の発展へ寄与するため、2020年9月25日に「包括連携協定」を締結した。2020年度は、本協定に基づき、大正大学の社会共生学部などの社会創造系学部群における共同実習と淑徳大学のコミュニティ政策学部のサービスラーニング教育において、千葉市で合同フィールドワークを実施する。

大正大学と淑徳大学の共通した建学の精神は「大乗仏教の精神」であり、フィールドワークを通じた学生間の交流のみならず、研究・教育活動を通じて教職員の交流にも発展させていこうと、今回、「包括連携協定」を締結した。

協定の主な内容は、「フィールドワーク及びインターンシップの共同実施に関すること」、「持続可能な地域社会を志向する教育・研究の推進に関すること」、「学生及び教職員の交流・情報交換に関すること」「地域の活性化、振興に関すること」、「教育・研究を目的とした学内施設・設備の共同利用に関すること」、「その他、本協定の目的を達成するために必要な事項」、以上の5項目。生活基盤の異なる学生たちが合同で実施するフィールドワークは、互いの視点を共有しながら学びを深め、また、人が支えあう社会の実現に向けた人材育成へとつながることを期待している。

大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学。2020年4月に社会をより良く変えていくための視点・方法・技術を学ぶ「社会共生学部 公共政策学科」を新設。すべての人間が豊かで幸せに暮らせる社会の実現に向け、専門的な知見から制度や仕組み(政策)を考え、実現できる「課題解決型」の人材を育成する。

淑徳大学は、大乗仏教の精神に基づく社会福祉の増進と教育による人間開発と社会開発を大学の目的とし、1965年(昭和40年)に社会福祉学部社会福祉学科を千葉キャンパスに開設。現在は4つのキャンパスに6学部11学科、2研究科3専攻を擁し、淑徳大学ヴィジョン「共生社会の創出をめざして~継承と改革~」を掲げ、その実現に向け、教職員・学生が一体となって取り組んでいる。

参考:【PR TIMES】~持続可能な地域社会の実現と発展のために~大正大学と淑徳大学が『包括連携協定』を締結

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