米海軍佐世保基地(佐世保市)のデイビッド・アダムス新司令官は2日、米軍のエアクッション型揚陸艇(LCAC)駐機場がある西海市を訪れ、市役所で杉澤泰彦市長に就任あいさつをした。
LCAC航行訓練を巡っては、市は騒音問題や他の船の安全確保を理由に、九州防衛局と「夜間、早朝に航行しないよう米軍と調整する」との協定を結んでいる。昨年3月には駐機場に隣接する横瀬地区の住民代表が同防衛局に対し、午後8時までの訓練終了を米軍に求めるよう申し入れている。
会談は冒頭を除き非公開。終了後の取材に杉澤市長は、訓練時間について「住民が理解できるような方法で進めてほしい」と司令官に求めたことを明らかにした。司令官は「これまで同様の良好な関係を続けていきたい」と応じたという。
米軍佐世保新司令官 西海市長にあいさつ
- Published
- 2020/10/03 14:00 (JST)
© 株式会社長崎新聞社