壱岐でV長崎サッカークリニック 小学生や園児指導

子どもたちに頭を使ったトレーニングを指導する前田さん=壱岐市芦辺町、芦辺港前芝生広場

 サッカーJ2、V・ファーレン長崎(V長崎)はこのほど、壱岐市芦辺町の芦辺港前にある芝生広場でサッカークリニックを開催。元V長崎の選手で普及インストラクターの前田悠佑さん(35)が、壱岐少年サッカークラブに所属する小学生や園児らを指導した。
 V長崎のホームタウン活動の一環で子どもたち54人が参加。決められた範囲で他の人とぶつからずにドリブルをしたり、チーム戦でビブスを使ったビンゴ対決をしたりした。ゲーム性を取り入れたトレーニングも楽しみながらこなした。
 サッカークリニック後にはV長崎のクラブマスコット、ヴィヴィくんと市公式キャラクター、人面石くんのPK対決があり、二つのゴールを決めたヴィヴィくんが2対1で勝利した。
 午後7時からは特設スクリーンを設置してパブリックビューイングを開催、V長崎に声援を送った。サッカークリニックに参加した盈科小6年、出口太陽君(11)は「前田さんは分かるように教えてくれてうれしかった」と話した。

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