イモラでのF1エミリア・ロマーニャGP、1日13,000人の観客を迎えて開催へ

 2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGPの主催者は、1日あたり約13,000人の観客を迎え入れる予定であることを明かした。イモラでの同グランプリは、10月31日と11月1日の2デーで開催される。

 イモラでF1が開催されるのは2006年以来のことだ。エミリア・ロマーニャGPはポルティマオで行われるポルトガルGPの1週間後に開催される。移動距離が長いため、イモラの金曜日の走行はなくなり、土日2日間に圧縮されて開催されることが決まった。土曜日にはフリー走行1回と予選、日曜には決勝が実施される。

イモラ・サーキット

 イタリアはコロナウイルス感染症パンデミックの大きな影響を受けたものの、ロックダウンにより状況は好転しつつある。そのためイモラではグランドスタンドに観客を迎え入れてF1を開催することになった。イモラによると、これは極めて注意深い対COVID-19の健康安全対策により可能となったという。

 チケットはすでに販売されており、地元住民のための一部割り当てが確保されている。さらに、500人のパドッククラブのゲストも会場に入ることができる。

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